碓井広義ブログ

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日韓共同制作ドラマ『赤と黒』吹替版、始まる

2011年10月08日 | テレビ・ラジオ・メディア

つい先日、全編を見たにもかかわらず、また見始めてしまった。

NHK・BSプレミアムの日韓共同制作ドラマ『赤と黒』である。

ゴヌク(キム・ナムギル)、ジェイン(ハン・ガイン)、テラ(オ・ヨンス)たちに、また会えるもの嬉しい。

ま、今度は「吹替版」だし、一応、別物ということで(笑)。


第1回は「天使の羽」。

連続ドラマの「初回」は大切だ。

下手をするとドラマ全体の成否が決まってしまう。

長い物語の「発端」として、見る側の興味を引かねばならない。

また登場人物たちの基本的な「人間像」が、魅力的に提示されなくてはならない。

同時に、彼らが置かれている「位置」を把握させる必要がある。

その意味でも、『赤と黒』の第1回は上手い。

見るのが2度目で、こちらも余裕があるから(笑)、前回は見過ごしていた細部の演出もよくわかる。

さすがはイ・ヒョンミン監督(「冬のソナタ」)、やはり映像もいい。

センスに加えて、手間をかけているのだ。

今度は週に一度。

復讐劇であり、恋愛劇でもある全17回を、じっくり楽しみたい。









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