河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

DVD「THE有頂天ホテル」

2008-06-15 23:24:34 | 映画
また三谷幸喜見ちゃった。
こないだみた「笑の大学」ほど可笑しくはなかったな。
年末2時間ドラマでもいいのかも。
年の瀬、カウントダウンパーティを準備してるホテルで、
垂れ幕の字が間違ってたり、政治家が逃げ込んできたり、
ドアマンが夢をあきらめて故郷に帰ろうとしていたり、
表彰式に出るために泊まりに来たり、アヒルが逃げたり、
いろんな人が、それぞれいろんなことしていて、
それが、年が変わるころまでにはなんとか解決する物語。
偉いさんだけはいい目見ないけどね。
支配人とか団長とか。
せっかく映画なんだから、画面をもちょっと広く使えばいいのに
と思うんだが、このあたりはやっぱり劇団のひとなんかな。
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DVD「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

2008-06-15 23:16:35 | 映画
映画だけど、ノンフィクションの音楽クリップ集。
90年代、キューバ。
忘れられていた60年代のミュージシャンたちがよみがえる。
90歳の美声、超絶技術。天性は、年を取っても健在だった。
ふとしたきっかけで、キューバのミュージシャンたちに声をかけ、
ニューヨークのカーネギーホールでコンサートが開かれた。
それぞれの人生も、そのドラマに厚みを出している。
なによりじいさんたちの歌と音楽がすごいよかったよ。
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す

2008-06-12 17:44:24 | 読書(小説)
夢枕獏、徳間書店。
全4巻。
完結まで17年かかったそうだ。
連載でちびちびと。
謎解き自体は、ストーリーに呑まれて、
じじいの焼き餅焼き大会の様相だったが・・・
空海というスーパースターと、
同時代の詩人たちや、楊貴妃を取り巻く人々、
唐の時代、長安という都市の懐の大きさ、
みたいなものを読んでるだけで結構楽しい。
ちゃんと宴して終わったし。
あとがきで著者本人が自画自賛してたけど、
いやな気はしない。たしかに物語に力があった。
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Tesoro

2008-06-10 20:56:29 | 読書(マンガ)
オノ・ナツメの短編集。
同人誌って読んだことないから商業漫画とどう違うのか分からんけど。
こんな人情小話を載せる雑誌もあるんだなー。
弁当3短編なんて売りのイタリア風味ですらない。
でもなんか好きだな。
まあ、白人ばっか出てくるなとは思うがよ。

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魔法の文字

2008-06-08 22:38:36 | 読書(小説)
フンケ、WAVE出版。
「魔法の声」続編。
3部作構成になったらしく、次巻に続く、で終わり。
うーむ。
もともと、それほど登場人物も魅力的じゃなかったので、
そんなに続きが楽しみってほどでもなかったけど、
これだけ続くとなると、どうなるのかなー、と思う。
3週間近くかかって800ページ近くを読んだのに「続く」って・・・
あと、この人は、ストーリーはこびが面白いのであって、
ファンにこびてキャラクターを動かさなくてもいいと思うけどなあ、
というのはあとがきを読んでの感想。
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