人に物を贈ること

別れの季節である。

色々お世話になった人に贈る物を選ぶのはとても難しい。

この歳になるとよっぼど気持ちが乗らないと贈り物はしない。
でも「この人にはお世話になったな。」と実感した時は必ず何かを贈る。
ある意味義理堅いのである。

今回同じ部所の方々から一区切りだからと
「31日の夜に届きます。」と言われて、受け取ったのは、、、。

お酒であるのは予想が付いたが、
開封してみたら「焼酎」だった。
何か腑に落ちない。ワインや日本酒をいただいたことは数あるけれど
焼酎をいただたいのは初めて。
いくら酒飲みとしられていても心の中では「おっさんか？私は？」

失礼ながらお値段を調べると結構お高い。
余計に腑に落ちない。何かの手違いか。
それとも私には焼酎をあおるほど老年の酒飲みのイメージが強いのか。

思い切って送ってくれた代表者の人にラインした
「ありがたいけど私は焼酎は飲まないので。」と。
結構直球で。以前の私ならお礼を言って紋々としたかも知れない。
でもこの数年で学んで腑に落ちない時は相手に伝える。

ラインの返事は「日本酒だと思ってました！」

やっぱり。別の同僚からもすぐに電話があり「伝えてもらってありがたかった。」と。
ワインにしようかと思ったが、すごく難しいので日本酒にしたということだったが
写真で確認した時にこれでいいと思ったのが間違いだったと。
一本は有名な日本酒がある。

ありがたいやら返っていらぬ気を使わせて申し訳ない複雑な気持ちで眠りに着くと
夜中の地震。

明け方に授業始めたら生徒が座らないという悪夢にうなされた。