遊びをせんとや

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橋本関雪 生誕140周年展 ~白沙村荘 橋本関雪記念館~

2023-06-20 08:08:44 | 美術館、博物館
一週間に一度はどこかに行きたい。
旦那と共に完全退職して便利なのは天気に左右されないこと。
梅雨の晴れ間を縫って訪れた白沙村荘、橋本関雪記念館。
生誕140周年である。ここ以外に福田美術館、嵯峨嵐山文華館と同時開催である。

一度息子と三人で訪れたことがある。
ブログ内を探しても記事上げたないかな?自分で見つけられなかった。

入り口

 

橋本関雪自身が30年かけて画室を建て、その周りに庭園を造った。
まずはMUSIUMで作品を観る。



御所からの脱出を描いた「御醍醐帝」


 
春水山水図 橋本関雪は何度も中国を訪れたそうだ。この絵の中の水辺でいい風に吹かれたい。入り込んだみたいな錯覚に陥った。


玄猿 さすがである。


南国 姫路市立美術館が所蔵している。この人の画業のふり幅の大きさを感じる。


春妃戎装 消え入りそうな描線だが、不思議な幻想的な人物画。


十二月八日の黄浦江上 太平洋戦争勃発した日の上海の風景。開戦の日の日本軍の攻撃を描いた戦争の記録だ。
右側西洋風の建物がエキゾチックで単なる風景画のような趣のある不思議な絵だ。

橋本関雪は1945年終戦を待たずに心不全で65歳という年齢で亡くなる。

美術館の2階のテラスから大文字山を望む

 
観終わったあとに、お庭を散策。


持仏堂

私が今回一番印象に残った渉月池のに建つ四阿(あずまや)如舫亭(にょほうてい)

 


まるでツリーハウスのような四阿である。「如舫」はもやい船の事だそうだ。

残念ながら中には入れなかったけれどなんともここで池を眺めたらすごく感じる物があるだろう。


同じ池に建つもう一つのお茶室憩寂庵

憩寂庵のつくばいは蓮池の中に設えられたこれかな?何ともおしゃれな縁石。


この日は午前中湿度が低く爽やかで新緑が深かった。


主家「瑞米山」


満足してすぐ隣の「はしもと」でランチ。

 
本日の御膳2400円。
まずは一献

すごく美味しいお酒だった。


盛り合わせ


本日の一鉢 お豆腐。濃厚でクリーミー。


あっつあつの天ぷら


生姜ご飯と三つ葉の赤出汁。お漬物。


抹茶のわらび餅

ちょうどいい量だった。
お天気がすごくいいので哲学の道を岡崎付近まで歩くことにする。銀閣寺の参道はどえらい混みようである。


 
  
水路の中に水草がきらきらしている。


友達にラインで教えてもらったGREEN TERRACE
谷崎潤一郎の息子の嫁がやっていたカフェ。すごくおしゃれな建物だった。
今度はここでお茶を飲みたい。

小一時間歩いて南禅寺、永観堂のバス停からバスに乗り、河原町三条のBALに久しぶりに寄ってちらっと見てすぐに電車で帰ってきた。
気持ちいい散歩ができていい半日トリップだった。

昨日の晩御飯、余って冷凍したカレーに缶詰のホイールトマトを足してズッキーニ、パプリカ、ジャガイモ、豚肉を炒めて足してリサイクルカレー。






 


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