10001(ひとまるまるまるひと)

目指すは、その先・・。

上州武尊山スカイビュートレイル・・。

2012年09月30日 22時06分34秒 | Weblog


8時過ぎにホテルを出て9時前には会場入り。
スタートゴール地点のそばに駐車できた。
軽くアップして装備チェック。
今回は25キロの長丁場なので
水500ml・補給用のゼリー・熊よけの笛
超軽量のウェアー・万が一のヘッドライト。
10時スタートの里山トレイル25キロの部。
400名余りのエントリー。
去年の記録を見ると40歳から55歳の部の
入賞ラインは2時間30分あたり。
全くコースの様子がわからないので
悪くても3時間で帰って来れるだろう・・。

1キロ程舗装路を走って道の駅の裏から山の中へ。
しばらく上ると見上げるような階段が待っていた。
途中まで快調に進むも残り1/3は歩きになった。
そこからは下って再び舗装路へ。
走り始めてまだ3キロほどで後悔し始めていた。
まだまだ先は長い、走りきれるのか。
長丁場とあって朝ごはんを食べ過ぎた。ちょっと辛い。
それでも緩やかな上りの舗装路を走っていると
一人、また一人と抜いていった。
山道に入ってすぐに一人を抜くと
そこからは一人旅・・。
山の中は思ったほどの上りではなく
ひたすらに走り続けた。
ひょっこりと舗装路に出た。
どうやら21世紀の森に続く道らしい。
長い長い上りが続く。今回ここが一番辛かった。
時折かなり先に一人の後ろ姿が見えた。
確かここにエイドステーションがあったはずと
果てしなく続くと思われた舗装路の終わりに
エイドステーションがあった。
いろいろと食べ物もあったようだが
水だけもらって先を急いだ。、
ここから再びオフロード、まだ少し上りがあるようだ。
ひと登りすると噂のV字谷にやってきた。
一気に下りそして厳しい登り。
とてもハイスピードで下れるようなところではなくて
ブレーキをかけながら慎重に行った。
無事底まで降りて登り返す。
快調に上っていると前のトレイラーの背中が大きくなってきた。
ここを登りきればあとはほとんどが下りだ。
気持ちよく下っているとさっきの大下りと同じくらいの
一気の下りがまたしても現れた。
膝をやらないように慎重に下ってかなり力を使ってしまった。
15キロ付近でまたしても舗装路に出た。
このあたりから膝のすぐしたの両ふくらはぎがピクピクと
今にも攣りそうになってしまった。
やばいとできるだけ蹴らないような走りで踏ん張った。
やたらと大きな音が近ずいてくるなあと思っていたら
山の中でサプライズの応援、バンドが歌を歌っていた。
手を振って応援に応えてまたしても山の中。
この先で二人くらい抜いたような覚えがある。
12時の鐘がなった時には21キロ付近を走っていた。
残り4キロだ。
山の中から出てきて23キロ、残り2キロ。
いつもの右腹痛が始まっていたが最後の力を振り絞る。
残り1キロで前を行くトレイラーに追いつき
抜きにかかった時に右太ももが攣ってしまった。
止まってストレッチングしている間に置いていかれた。
ゴール手前でゼッケンナンバーと名前がアナウンスされ
気持ちよくゴールラインを駆け抜けた。
タイムは2時間21分前後か。
思った以上の走りが出来た。気持ちよかった。

うどんとおにぎりを食べながら人心地。
無料でノンアルコールビールももらえたので
ママさんと美味しく頂いた。うまい。
記録証はすぐには出ないらしい。
速報では総合12位になっていたが
年代別の順位はわからないので入賞しているかどうか・・。

14時15分からの表彰式。
6位までが入賞、6位から順に名前が呼ばれた。
かなりドキドキしてしまった。
6位にない。5位にない。4位にもない。
これは入賞圏外かもと思ったときに
3位で名前が呼ばれた。表彰台に。

頑張った甲斐があった。
賞状は間に合わないので郵送とのこと。
記録も結局わからなかった。
賞品は川場村のヨーグルトとマグカップとウエストバック。
大会プロデューサーの鏑木さんに握手してもらった。
この頃までは日が差していていい天気だった。

すぐそばにある道の駅で買い物。
今までに行ったどの道の駅よりも大きかった。
とても充実している施設の数々。
そして大勢の人・・。
道の駅をあとにする頃には雨がポツポツと。
いよいよ台風の接近か、家路を急いだ。
東京を回ると渋滞必至なので佐久経由。
長野県内では激しい土砂降り。かなり怖かった。
家についた頃にはすっかり疲れていた。
でも、充実感のある一日。

再来週からは秋の三週連続レースが待っている。