kenharuの日記

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ヘタ虫

2011-06-11 | その他
今年は柿の木に、沢山の花がついた。
カミさんは「アタシの柿が大豊作♪」と大喜び。
昔、「柿好きのお前のために植える」と言ったものだから、しっかり「アタシの柿」にされてしまった。

例年のことだが、小さな柿の実が、ポタポタと落ち始めた。
最初のうちは、「これで丁度いい数になる」と余裕顔で見ていたが、今年の落ち方は尋常ではない。
どうやら、ヘタ虫が大発生しているようだ。

カミさんは毎日、大量に散らばる柿の実を掃除しながら、アタシの柿が無くなっちゃうよ、消毒しろ消毒しろとやかましい。
聞き流しているうちに、ビッシリとついていた実のほとんどが落ちて、まばらになってしまった。

とうとう昨日、重い腰をあげて、消毒作業をした。
草花の消毒は気楽だが、樹木の消毒は上向きだから、準備と身支度が面倒だ。
完全武装で、幹と葉裏に丁寧にスミチオンを散布した。
ヘタ虫は目に見えないから、駆除作業しても、ちっとも手応えが無い。
おまけに、直接噴霧を浴びないと、虫は死なないだろうと思うから、いまいち張り合いも無い。

ヘタ虫の幼虫は、1匹が5~6個の柿のヘタ部分を食べ歩いて、落下させる。
今悪さをしている虫の、次の世代が8月頃に生まれ出て、また食べ歩きをする。
8月以降の被害は、果実が大きくなってからの落下になるから、余計に腹が立つ。

消毒から一日経った今日。
昨日掃除した地面に、もうこんなに落ちていた。


心配するカミさんに、「消毒前に食われた実が、しばらくは落ち続けるよ」。
しかし、あとどれだけ落ちて止まるかは、分からない。
この夏は北海道暮らしだから、一番大事な8月の消毒は出来ない。
最終の、実りの秋がどうなるかは、神のみぞ知るだ。
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