染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
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白黒の魅力

2012年07月07日 | 店主の一日
ヒッグス粒子に続く昨今の話題と言えば、上野動物園のパンダの赤ちゃんです。
産まれるちょっと前までと~よ~くんが新潟物産展に行っていました。
今はとにかく上野松坂屋さんは大変な賑わいだそうです。催事が終わった後でちょっと残念。

では僕がパンダに興味があるかと言うと、石原都知事同様に殆ど感心がありません。
  まぁ、怒りはしないけど。

どれほどの理由がある訳でないのですが、実はそこにはトキとの関係があります。
僕が東京へ出たばかりの頃で、この時も世の中は上野動物園で産まれたパンダ人気に沸いていました。
当時の僕にパンダの誕生よりもインパクトが強かった話題は、同じ頃、佐渡にいた三羽のトキのうち一羽が死んだ事でした。
現在、日本にいるトキは中国から借りてきたものが増え、自然界に放鳥するまでになりましたが、当時は国内に残された
純日本産のトキは雄が一羽、雌が二羽の三羽を数えるだけでした。
そのうちの雌が一羽が死に、雄雌一羽がづつが残されます。種が残る最小単位です。
佐渡の保護センターのゲージの中に一羽づつが残るのはひどく気の毒な事に思えました。
その割にはニュースの扱いが随分と軽く、ちゃちゃっと済まされた後、
「さぁ、次はお待たせしました。パンダのあかちゃんでぇ~す。」
  みたいな、よくありがちな番組展開だったと思います。
それ以来、パンダにあまり関心がなくなってしまいました。

その数年後には雌が一羽残る事になります。
パンダの話題を聞く度に、「あの時のトキは日本に最後に残された一羽だった事に気付いていたのだろうか?」と思うのです。
新潟生まれな事もあってか、トキには関心が深かったように思います。
上野の科学博物館かどこかで見た剥製はとても美しいものでした。

さて、同じ白黒でもシマウマはそれほど人気がでません。
やっぱり、目の周りが黒いのがポイントなのでしょうか?
   あはは
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