車で走っても風の心地いい季節です。昨日はちょっと用事があって塩沢へ行きました。途中の八箇峠の新緑もきれいです。沢筋にはまだ50センチ程の雪が残ります。
この季節、山に入るとピンクの花が咲いています。タニウツギが正しい名前のようですが、この辺りでは「カジバナ」と呼ばれます。子供の頃、父親と散歩で山に入った時に持って帰ろうとしたら「火事になるからダメだ」と言われた事があります。名前の由来はあまり定かでないですが、群生をしているようすが赤く火事になっているからだとか、乾燥して火事の多い季節に咲くからとも言われますが、「家に持って帰ると火事になる」というのはかなり広く言われているみたいです。色濃くてきれいな花なんですがね。
他には木に絡んだ藤も方々で咲いています。県内にも藤棚が有名な公園等々ありますが、野生の藤もまた見事です。なかなか上手く写真に収めることができませんが、大きな木そのものが紫に見える程、藤の絡んだ木もあります。
去年は連休くらいにはこんな風景だった気がするので、矢張り大雪の影響で少し遅いのかもしれません。田んぼにも稲が植わり、水を打ってありとても美しい景色です。
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