日本舞踊のジュニアが、九州ナンバーワン目指して!
「国際文化交流会TEN」主催の「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」の予選が、本日(4月3日・金曜日)、午前十時から行われます。
開催場所は、鹿児島市民文化ホール第二ホール。
今年の予選参加者は二十数名の予定です。
この予選で選び抜かれた12名のジュニアが、7月5日(日)の本選の切符を手に出来るわけです。
二年に一度開かれるこの大会には、九州に籍を置く各流派のお師匠さんのお弟子さんなら出場資格があります。
審査にあたっては、その公平を期するために、出場するジュニアの県名や地域名、所属する流派も知らされていません。当日、所属流派の浴衣着用も禁止です。
前回の大会を観ていた「きつけ塾いちき」の生徒さんたちは、出場者のレベルの高さに感動していました。
昨年は、藤娘と雨の五郎を踊った二名のジュニアが優勝。
今年のコンクールも素晴らしいものになる事でしょう。
肝心の本選は、舞台裏の私たちは観れませんが、ジュニアたちの演じる大会のドラマが最高のもになることは請け合います。
日本舞踊コンクールの趣旨(「国際文化交流会TEN」のHPより)
我が国の代表的な伝統文化として発展継承された日本舞踊は、世界に通じる高い評価を得ています。また、近年では義務教育の場に邦楽器の導入が始まり、平成17年4月1日より「文化芸術の振興条例」が規定されたのも喜ばしいことです。 こうした中で、日本舞踊に携わる私たちが、尚一層その普及に努めることは、後継者の育成に力を注ぐよい機会となるのではないでしょうか また、国際化社会において21世紀を担う若者たちは、日本人として明確なアイデンティティを身につけられるよう求められております。真の日本文化を理解していることは、外国の方々とコミュニケーションを図る手段の一つとなるのです。「鹿児島県ジュニア日本舞踊コンクール」は、このような視点でスタートし、第6回よりエリアを九州全土に広げ「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」として実施することとなりました。スポーツ、音楽、絵画、民謡、書道などの分野では、コンクールは日常化しており、それぞれの道において進歩、発展に寄与しています。 このコンクールが、地域社会への刺激となり、日本舞踊に対する関心が高まることを期待して、地域の文化振興に少しでも役立てたらと願っております。
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