きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

文化の日に、「日南市芸能祭り」

2016-10-19 19:11:34 | 舞踊の着付け

藤間流と花柳流を着せ付け
日南市の生涯学習課は、11月3日の文化の日に、日南市文化センターで、「日南市総合文化祭、芸能祭り」を開催します。
この芸能祭りには、花柳流と藤間流などの流派が日本舞踊を披露することになっています。
演目その他については、後日の本ブログでご紹介します。

「きつけ塾いちき」も、藤間流と花柳流の皆さまの着付けにお伺いすることになっています。


日南市文化センター




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奄美の柊田さんが来院

2016-10-19 13:23:47 | きもののお勉強会

きものの宝石、大島紬を織って60年
大島紬は「きものの宝石」といわれ、絣模様の精緻さでは世界一。
奄美大島の笠利町でお住まいの柊田(ふきた)さんは、小さい頃から「本場大島紬」を織り続けて60年になります。
奄美の笠利地区で、もっとも細かい絣模様である9マルキ(コンマルキ)を織れる唯一の織手さん。
柊田さんと「きもの学院」のおつき合いは20年近くになりますが、今年も宮崎の事務所にお越しいただきました。

彼女は15歳から織機に手をかけ、60年間織り続けてこられました。
当時、若い女性の、大切な花嫁の条件が、「大島紬を織れること」だったとか。

朝の6時から夜中の12時まで、休みなしで織り続けたといいます。
結婚してからは、織り元として家計を支え、肝っ玉母さんとして子供を育ててきました。

その子供たちは奄美や福岡で独立し、それぞれのお孫さんたちにも囲まれて、結構幸せな「おばあちゃん」です。
柊田さんが築いてきた人生は、まさに「大島紬の歴史」そのものです。






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事務所に「きんもくせい」の香り

2016-10-19 13:14:23 | 花だより

日向夏のとなりで、香り高く咲き誇って
宮崎の「きつけ塾いちき」の事務所にある「きんもくせい」が、事務所に甘い香りを運んでくれています。
となりでは、日向夏が鈴なりになって、色付く主役の季節を待っています。

風向きで香りがゆらぎ、私たちも季節の移ろいを楽しんでいます。






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宮崎市・秋の芸能祭り、盛況で幕!

2016-10-16 19:54:28 | 舞踊の着付け

花柳幹都一門10名が5演目を熱演!
10月16日(日)行われた、宮崎市の「秋の芸能祭り」は、各文化団体の出演で、会場は熱気に包まれました。
舞踊の部では、花柳流その他の会派が、華やかな踊りを披露しました。
「きつけ塾いちき」は、花柳流幹都会のみなさまの着付けを担当。
演目は5演目、10名のみなさまで演じられ、会場から盛んな拍手やお声をかけて頂きました。

ご一門のみなさま、本当にお世話になりました。ありがとうございました。






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北斎のおもしろ歴史漫画 18

2016-10-16 07:58:01 | 北斎漫画

弓師(楊弓師)


 上の漫画は、北斎漫画に出てくる「和弓と矢を作る」職人さんです。
 右は北斎漫画ではありませんが、「楊弓師」という…室内で小さい的を射る為の弓矢を作る職人を言います。

 仕事の内容で、衣裳の着方の違いが変わるのがよくわかります。
 北斎漫画の左の職人が左手で持っている道具は、竹を真っすぐにするもので、釣り竹竿を伸ばす時にも使います。(現在の釣人で、昔の竹竿を持っている方は皆無ですが…)
 
 宮崎県都城市は、全国でも有名な和弓の生産地で、弓の全国大会が行なわれるほど弓道が盛んです。
 




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今日は「秋の芸能祭り」➠宮崎市民文化ホールで

2016-10-16 07:39:47 | 舞踊の着付け

花柳流・幹都会を着せ付け
今日(10月16日)は宮崎市民文化ホールで、「宮崎市、第46回秋の芸能祭り」が行なわれます。
市内のいろいろな文化団体が、日頃の成果を披露することになっています。
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、「花柳流・幹都会」の日本舞踊の着付けをさせて頂きます。

興味のある方は、ぜひお出掛け下さいませ。

入場料金は、全席自由席で1200円(前売り・1000円)です。






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北斎のおもしろ歴史漫画 17

2016-10-15 00:31:55 | 北斎漫画

岩茸取り
 収穫量が少なく、日本料理で使われる珍味の「岩茸(イワタケ)取り」の場面です。
 北斎が見て描いたのでしょうか。まさかね…



 産地は主に岩手地方、上高地、関東の秩父地方や愛媛県、鹿児島、宮崎地方、四国山地などが有名です。

 手拭いで頭を覆い、髪は笄でまとめ、荷を背負う紬のきものは、背当て布で肩の部分を厚くして、袖は筒袖で仕事のしやすい出で立ちです。

 「ワラ・麻などで編んだ紐」か「山のカズラで作った紐」なのか、竹籠の中に身体を入れ込んで、下をのぞくと眼もくらむような千尋の谷底…命がけの仕事です。





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「小波流 秋のおどり」 近づく…

2016-10-14 00:19:33 | 舞踊の着付け

大ホールで、日頃の成果を披露!
宮崎の「小波流」による、「小波流・秋のおどり」が、来る10月23日(日)11時半から、宮崎市民文化ホールの大ホールで開催されます。

当日の入場料金は、2,000円。
お問合せは、 090-4340-3038 小波会まで。

当日は「きつけ塾いちき」の衣裳方も、ご依頼を受けた先生方の着付けに伺います。
着付けさせていただく演目は、「長唄・猿舞」他です。

心をこめて着付けさせていただきます。

日本舞踊に興味をお持ちの皆様、日本舞踊の文化に触れてみたいと思われます方は、ぜひとも会場までお運びくださいませ。





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10月16日(日)/「宮崎市、秋の芸能祭り」

2016-10-14 00:02:12 | 男の着付け

花柳流の着付け五演目をお手伝い
宮崎市芸術文化連盟主催の、「第46回、秋の芸術まつり」が、宮崎市民文化ホールで開催されます。
日時は、10月16日(日)12時から。
開催場所は「宮崎市民文化ホール」の大ホールです。

当日は、花柳流「幹都会」の出演する5演目、10名の皆さまの着付けをさせて頂きます。

「秋の芸術まつり」の内容は下記のポスター参照。







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北斎のおもしろ歴史漫画 16

2016-10-13 00:26:54 | 北斎漫画

籠師

繊維が細く粘りがある…「真竹」が素材です
 現在でも作られている「籠(かご)」。左の北斎漫画は「籠師」のようすを描いたものです。
 籠を作るのに使う竹は、繊維が細く粘りのある「真竹」が一般的な素材です。(右の写真)
 竹籠の種類は非常にたくさんあって、用途の広さを伺わせます。
 現代は、人工の素材に押されてきていますが、一方で竹がもつ表情の素朴さと、精緻な竹組みの見事さから、用途も多様になってきているようです。
 北斎漫画の職人さんは相変わらずで、肌着などは身につけていません。

年に1、2個は手元に置いておきたいものが…廣島氏

 籠師を語るとき、宮崎県人としては故人となられた、全国的に有名で、廣島一夫さんが思い出されます。
 宮崎県日之影町の竹細工師、「現代の名工」でもあった、故「廣島一夫さん」は、「完璧なものは作れない、ただ、年に1、2個は手元に置いておきたいものができます。」と籠師としての技の深さを語っていました。





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