2012年07月18日 韓国発
[中国漁船のロシア海域操業はロ朝漁業協定に基づく北朝鮮漁獲割当を使用する]
中国漁船が北朝鮮とロシア海域で、イカ漁業と底びき網漁業を行い、イカと底魚を大量漁獲している。
韓国東海岸漁業者は資源減少と漁具被害に加え、中国漁船の北朝鮮海域における有償漁獲割当操業、ロシア海域操業競合に苦しんでいる。
韓国東海漁業管理団が把握した中国漁船の北朝鮮およびロシア入漁情報によると、中国漁船の北朝鮮海域操業は2004年の北朝鮮中国東海共同漁労協約により本格的に成立、その後、イカ漁業ばかりでなく、底びき網漁業まで拡大している。
東海漁業管理団は、7月2日までは、北上した中国漁船は、北朝鮮海域入漁許可証を所持していなかったが、北朝鮮海域入域後、漁業許可証を取得したことが確認されたと明らかにした。
一方、ロシア海域については、ロシア沿海州海域で操業する中国漁船は、1987年のロ朝漁業協定に基づく、北朝鮮の漁獲割当を借り受け操業している模様だ。
特に、これらロシア海域へ出漁している中国漁船の中には、中国政府の許可を受けず操業しているものあり、違法なイカ漁業、底びき網操業による、韓国東海漁業者の被害は莫大なものとなっている。
*写真は韓国北側海域へ北上中の中国漁船へ指導を行う韓国漁業監視当局
[中国漁船のロシア海域操業はロ朝漁業協定に基づく北朝鮮漁獲割当を使用する]
中国漁船が北朝鮮とロシア海域で、イカ漁業と底びき網漁業を行い、イカと底魚を大量漁獲している。
韓国東海岸漁業者は資源減少と漁具被害に加え、中国漁船の北朝鮮海域における有償漁獲割当操業、ロシア海域操業競合に苦しんでいる。
韓国東海漁業管理団が把握した中国漁船の北朝鮮およびロシア入漁情報によると、中国漁船の北朝鮮海域操業は2004年の北朝鮮中国東海共同漁労協約により本格的に成立、その後、イカ漁業ばかりでなく、底びき網漁業まで拡大している。
東海漁業管理団は、7月2日までは、北上した中国漁船は、北朝鮮海域入漁許可証を所持していなかったが、北朝鮮海域入域後、漁業許可証を取得したことが確認されたと明らかにした。
一方、ロシア海域については、ロシア沿海州海域で操業する中国漁船は、1987年のロ朝漁業協定に基づく、北朝鮮の漁獲割当を借り受け操業している模様だ。
特に、これらロシア海域へ出漁している中国漁船の中には、中国政府の許可を受けず操業しているものあり、違法なイカ漁業、底びき網操業による、韓国東海漁業者の被害は莫大なものとなっている。
*写真は韓国北側海域へ北上中の中国漁船へ指導を行う韓国漁業監視当局