ロシアFOC/IUU取締情報132“Атлантик”Ｍｉｌｄ”Ｌｕｘ“Ｅｂｉｓｕ”

２０１３年０４月０３日
モスクワ発
[密漁密輸ＦＯＣ船の拘束事件が相次ぐ]
ロシア国境警備当局は、色丹島南東、ロシア排他的経済水域において、違法に活ウニを１２トン所持していたカンボジアＦＯＣ小型漁船“Атлантик”（アトランテイク）を拘束した。
“Атлантик”は、以前、やはり密漁を行い没収、処分（*報告担当者：競売された物件と推察）された経緯にある“Охотск”（オホーツク）と呼ばれた船だった。
この事件の２日後、当局は、タタール海峡において、ロシア人とウクライナ人が乗船する、３隻のＦＯＣ船を拘束した。
これらは、カンボジア籍の“Ｍｉｌｄ”“Ｌｕｘ”、そしてシエラレオネ籍“Ｅｂｉｓｕ”で、密漁したケガニ１．５トンや専用漁具が発見された。
（写真は、“Ｌｕｘ” と“Ｅｂｉｓｕ”。報告担当者が、２０１２年９月１２日、稚内港にて撮影）

サハリン国境警備局によるカニ密漁拘束船“Ｋｗｅｌｉ”

２０１３年０４月０３日
一般社団法人北洋開発協会
[サハリン国境警備局によるカニ密漁拘束船“Ｋｗｅｌｉ”]
ロシアＦＳＢサハリン国境警備局が、２０１３年４月３日に拘束したと発表した小型漁船“Ｋｗｅｌｉ”の、２０１２年１月１０日時点の船籍等のデータが検出された。
船名：“Ｋｗｅｌｉ”
船籍：シエラレオネ
トン数：１７４トン
コールサイン：９ＬＹ２３７１　

ロシアFOC/IUU取締情報131“Ｋｗｅｌｉ”

２０１３年０４月０３日
サハリン発
[サハリン国境警備局がカニ密漁船を拘束]
ロシアＦＳＢサハリン国境警備局は、カニを密漁、製品を所持していた小型漁船を拘束したと発表した。
この小型漁船は“Ｋｗｅｌｉ”で、当局がこれを検査したところ、１８トンの活カニ、１．５トンの冷凍スケトウダラとニシンを所持していたが、この活動を認める許可は得ていなかった。
“Ｋｗｅｌｉ”は更なる検査のため、当局によりネヴェリスク港へ連行された。
（*報告担当者　原口：　原文に船籍、拘束日、ポジション等にかかわる言及なし。冷凍スケトウダラ、ニシンの所持はカニ漁獲のための餌と推察される。）