ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

極東の違法スケトウダラ漁獲枠の競売で500億ルーブルの予算収入が見込まれる

2013-09-11 20:23:55 | 日記
2013年09月11日
モスクワ発
[極東の違法スケトウダラ漁獲枠の競売で500億ルーブルの予算収入が見込まれる]
ロシア漁業庁広報は、中国企業“パシフィックアンデス”事件以後、韓国等の外国企業がロシア極東漁業会社へ違法に関与していたことが発覚、剥奪されるスケトウダラ等の漁獲割当をオークションへ上場し、販売することで、500億ルーブル(*報告担当者 原口:オークションのユニット・スタート・プライスの設定等、単価等に関する明確な指摘なし)の国家への予算収入が確保される見込みだと発表した。
ロシア独占禁止庁は、“パシフィックアンデス”事件に引き続き、韓国企業が20のロシア漁業会社を実質管理して、ロシア排他的経済水域におけるスケトウダラ年間漁獲割当を、TACの12%-15%相当の22万トン-25万トン違法に確保していたとして、調査活動を展開している。
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独占禁止庁はすべての極東漁業を監視している 日本と米国の企業の違反も

2013-09-11 17:39:18 | 日記
2013年09月11日
モスクワ発
[独占禁止庁はすべての極東漁業を監視している 日本と米国の企業の違反も]
ロシア独占禁止庁長官アルテミエフは、イルクーツクで開催された"ロシアにおける競争の日"のブリーフィングにおいて、中国や韓国企業ばかりでなく、日本と米国の企業による極東漁業への違法な関与が見つかったと発表した。
アルテミエフは、対象となっている日本と米国の企業の名前は、調査中の案件であり、現段階において、明らかにすることはできないとしている。
なお、独占禁止庁は、“パシフィックアンデス”事件に端を発し、ロシアスケトウダラ漁業者協会の独占禁止法違反を指摘し、最近では、韓国企業が20のロシア漁業会社を実質管理して、ロシア排他的経済水域におけるスケトウダラ年間漁獲割当を、TACの12%-15%相当の22万トン-25万トン違法に確保していたとして、調査活動を展開するなど、漁業分野においても、その存在感を増している。
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