2014年10月03日 サハリン発
[トーゴFOC船がカニ密漁で拘束される]
ロシアFSB国境警備当局は、今年2014年9月下旬、大規模なカニの密漁を行ったトーゴFOC船を拘束したと同年10月3日発表した。
当局が、サハリン南東オホーツク海において、航空機の協力も受け、トーゴFOC船“Талис”(タリス)を検査したところ、活ズワイガニ(オピリオ)24トン、専用漁具、そして、漁労用の餌4トンを発見したが、これらの活動を認める許可は得ていなかった。
“Талис”が環境に与えた損害は、現在の調査段階で、1,350万ルーブルと見積もられている。
なお、“Талис”の乗組員はロシア人とウクライナ人で構成されていた。