2014年10月08日 モスクワ発
[“黄金の秋”を迎えるシェスタコフ]
本日、2014年10月8日、国際養殖会議が開催され、その枠組みの内で、養殖エキシビジョン“Золотая осень”(ゾロタヤ・オーセニ“黄金の秋”)が設定され、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが、2030年までの漁業発展プログラム等を提案した。
シェスタコフは、今日、養殖漁業は急速に成長しており、世界市場における製品供給が50%に近づいていると報告、一方で、この10年間、ロシア国内漁業生産量における養殖のシェアは、年間で全体の3-4%程度相当で、13万-15万トンに過ぎないと指摘した。
また、シェスタコフは、養殖漁業のメリットは、ロシア市場へチルド製品を供給できること等で、専門家は、ロシアの淡水や沿岸において100万トンまで生産を拡大することが可能だと推計している旨言及した。
更に、シェスタコフは、養殖漁業に関する補助金や短期投資クレジット等、政府としての支援策の準備、2030年までの漁業発展プログラムにおける位置づけ等について紹介を行った。