2020年01月15日
ウラヂオストク発
[ウラヂオストク/琿春(中国)水産物専用貨車定期便が始まる]
近年、ロシアと中国の陸上貿易の検問所の対応によりロシア産活カニ等の水産物の中国への輸出が滞り、深刻な支障を及ぼしている。
かかる状況下、ロシア最大の複合輸送会社“FESCO”グループの“Дальрефтранс”(ダリレフトランス)社が、ウラヂオストクと琿春(中国)を結ぶ水産物専用貨車定期便を開始した。
混雑のピーク時、最悪の場合、道路輸送では2週間を費やしたが、第1便は、2019年12月26日、ウラヂオストクを出発しマハリノ国境を通過、5日後に琿春駅に到着した。
なお、当該貨物輸送は18フィート・冷蔵コンテナで構成され、450トンを物流させた。