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2011年10月04日 モスクワ発
[日本がロシア人カニ密漁船員を拘束する]
2011年9月29日から翌30日にかけて、日本排他的経済水域でカニの密漁を行ったとされるカンボジア旗小型商業船"Уцукусий"(美しい)が日本当局に拘束されたとイタルタスが伝えた。
"Уцукусий"の乗組員は全員ロシア人で、日本の排他的経済水域におけるカニの密漁容疑での拘束は初めての事例となる。
在札幌ロシア総領事館によると、現在、"Уцукусий"船長ウラジーミル・メリニコフ(60歳)は、稚内海上保安部から取り調べを受けており、乗組員6名は稚内港で拘束されている"Уцукусий"の船内にいる。
なお、日本の海上保安庁は、取り調べの中で、メリニコフが容疑を否認していると報告している。
(以下参考日本報道)
カニ密漁 ロシア人船長を逮捕
STV 2011年9月30日(金)「どさんこワイドひる」
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
宗谷岬の沖合の日本の排他的経済水域でカニを密漁していたとして、ロシア人船長が逮捕されました。
逮捕されたのは、ウラジーミル・メルニコフ容疑者です。メルニコフ容疑者は、きょう午前0時前、宗谷岬の東およそ50キロの日本の排他的経済水域でカニを密漁していた疑いで、海上保安本部に現行犯逮捕されました。船からは毛ガニなどが見つかっていますが、メルニコフ容疑者は、「やっていない」と容疑を否認しているということです。
宗谷海峡のEEZ内でカニ籠漁疑い ロシア人船長を逮捕
北海道新聞 2011年9月30日(金)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/322029.html
【稚内】稚内海保は29日、宗谷海峡の日本の排他的経済水域(EEZ)内で無許可操業したとして、カンボジア船籍の貨物船「UTSUKUSHII」(30トン、乗組員6人)を差し押さえ(拿捕(だほ))、漁業主権法違反の疑いで船長でロシア人のウラジーミル・メリニコフ容疑者(60)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、29日夕、日ロ中間ラインから約15キロ日本側の、宗谷管内猿払村浜鬼志別沖の北東36キロ付近で、カニ籠漁を行った疑い。同海保によると、船内からカニは見つかったが、カニ籠は見つかっていない。メリニコフ容疑者は容疑を否認しているという。第1管区海上保安本部(小樽)の航空機がカニ籠を使っている同船を発見し、稚内海保の巡視船が現場に急行した。同海域では今年3、4月に外国船が設置したとみられるカニ籠が大量に見つかっており、関連も捜査する。
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