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マルハニチロ、宗谷工場11月閉鎖 輸入カニ高騰で

2018-05-18 16:58:59 | 日記

2018年05月18日
北海道新聞【稚内】
[マルハニチロ、宗谷工場11月閉鎖 輸入カニ高騰で]
食品製造加工のマルハニチロ北日本(釧路)は17日、カニ缶などを製造している宗谷工場(稚内)の生産を9月末に終了すると発表した。同社の富良野工場に業務をすべて移管し、移転作業後の11月ごろに工場を閉鎖する。
米国アラスカ沖やロシア産のタラバガニなどの価格高騰に伴う調達難と国内の市場規模の縮小で、経営状況が悪化したため。従業員50人のうち総合職8人は配置転換し、一般職7人と契約社員35人は希望に応じて配置転換を受け入れる。
宗谷工場は、1946年に前身の日魯漁業函館支社の稚内事業所として操業を開始。カニ漁労と加工の拠点として発展、グループ会社の統合、再編を経て2010年、マルハニチロ北日本の宗谷工場になった。近海のカニ資源の減少とともに輸入物を増やし、宗谷工場としてはピークの11年度には19億2500万円を売り上げたが、17年度は9億6900万円と半減した。
稚内税関支署によると、稚内港のカニの輸入金額はピークの1997年に144億円を超えた。その後、ロシアの取り締まり強化や日ロカニ密漁・密輸防止協定で輸入は減り、2017年は2億9800万円に落ち込んだ。(岩崎志帆)

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