旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

402 始めることを忘れずに!

2015-02-14 04:56:11 | 思い出日記
  子供が良くごねて泣いているのを見かけます。今頃気付いても仕方ないですが、子供は言いたいことが言葉で言い表せない無いから苛立って、ごねているのでは無いかと最近考えるようになったのです。

 それと同じく、お年寄りの人も直ぐに苛立って怒ります(私も...、年取ったかな、でも我慢ができます)。多分、年を取ると自分の言いたいことが直ぐに出てこない、自分の意思が他人に通じない事が、怒鳴るとなってくるのではと、特に今の仕事をして、そうなので無いかと思ってきました。老人のそう言う面で幼児化が謙虚になってくるのだと思います。多分当たっているのではないかなと思っています。
 
 同じ話を何度もしている人の横で、その話を聞かずにと言うより聞こえない人が、平和に食事をしている人が見受けられます。耳が遠くなることが、幸だと思う事があります。年を取って来ると、隣は何を言う人状態で、この様な人はまさに幸せ。

 何の仕事もそうあるように時間通りに業務を行う必要があります。介護老人のペースはゆっくりしています。例えば、自分で車椅子でいける人でも、押した方が早くなります。というより、気の毒で最終的に後ろから押しています。感謝されますが、運動能力を妨げることになるような気がして罪悪感を覚えます。今日思いましたが、日々衰えている方はその方が良い場合もあります。いろいろと考えされられます。

 先日、仕事が終る頃に、お茶を入れて欲しいと言われたので、食事の後なのでコップに半分ほど入れたら、凄く怒って、一杯入れろと言われました。普通は殆ど飲まないのに、気を利かしたつもりでもダメなのです。次の日まで、もう話もして貰えないと落ち込んでいました。
 しかし、翌日に昨日の事は本人全然覚えていないのでした。忘れてしまうのを忘れていました。と言う訳で、私も多分に、昨日怒ったこと怒られたをことを忘れて、毎日楽しく過ごしています。
 後日談、その方は、最近手が不自由になって、コップを口に運ぶのが大変になって来たのに気付きました。だから、コップにお茶を一杯入れないと飲みずらいのかもしれないのです。ただ、重くて口迄、コップを持っていくのが大変でした。

 老人の悩みは、毎日、同じことばかりで新しい事、新しい出会いがまったく無いので自分で考えねばならないのです。新しい事を始めるには環境が大事だと考えさせられます。そして若い時から、常に新しいことに興味を持っている必要が大事だと思うのです。
 
 「老いることはまた楽しからずや...ただし、始めることを忘れさえしなければ」また、「人が、生涯積み重ねた経験は、作り上げた財産よりも貴重である」先人はいい言葉を残しています。
 
 さあ、みなさんも今日一日を大事にして、若い時から何か、何でも新しいことを見つけようとして下さい。

 

 

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