明朝日本を発ち、フランスに戻る。
昨日、昨年十二月に亡くなった母親の「偲ぶ会」があり、多数の方々が母に「お別れ」を言いに来てくださった。その会は、母が生前に望んでいたような楽しい会になった。会後も母がそこで生涯を終えた家に、懐かしい顔ぶれも揃い、思い出話に花が咲く一方、晩年母が親しくさせていただいた方たちとは、これからこの家をどんな形で皆が集まれる場所にしていくかという話にもなり、「さよなら」を言うだけの会ではなく、何かの「はじまり」を予感させる集まりともなったことを本当に幸いなことだと思う。
他方では、期限と重要度に応じて処理していかなければならない手続きや問題も多々あり、むしろこれからが大変なこともあるだろうが、一つ一つ冷静に対処していきたい。