内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ストラスブールからパリに「上京」した日本人おのぼりさんの写真日記(上)

2016-02-28 00:17:34 | 写真

 今日は日曜日です。難しい話は止めましょう。肩の凝らない話をします。
 昨日土曜日は、パリのイナルコでの日本哲学研究会に参加して来ました。
 研究会そのものは午後二時半からだし、発表者二人と研究会の共同責任者三人(私もその一人)との昼食の約束も午後一時からだったのですが、パリに行くのは昨年の十月以来のことだから、昼食の約束時間まで少しパリ市内を散歩して写真を撮るために、朝早くにストラスブールを発ちました。
 6時46分発のパリ行きTGVに乗るために自宅を6時前に出たときは、外気は氷点下。しかし、これはこの時期、ストラスブールでは例外的なことではありません。天気予報ではパリは晴れ。ところが、9時5分に着いた東駅からメトロ7番線でピラミッド駅で降り、地上に出て、風の冷たさに驚かされる。
 ピラミッド駅近くの日本食材店で、ストラスブールでは手に入らない日本直輸入米をまず購入しようと思ったのですが、開店は10時。まだ30分以上ある。寒い。暖かいカフェで時間を潰そうかとも思ったけれど、せっかく来たのにそれではつまらない。それに、5キロ入の袋はそれを持って歩き回るには重たすぎる。そこで、米を買うのは研究会後、東駅に向かう途中にすることにして、散歩を開始しました。
 最初に向かったのがパレ・ロワイヤルの中庭。そこで撮ったのが下の写真(写真は、いつもの記事と同様、クリックすると拡大されます)。

 
           

 そこから、ルーブル美術館を通り抜けてセーヌ川に出る。下の写真はセーヌの朝の風景。

             

 ノートルダム聖堂の方に向かって歩きながらシャッターを何度か切りましたが、ひどくつまらない写真しか撮れませんでした(残念)。
 ノートルダム裏手のすぐ脇にあるジャンケレヴィッチの旧居入り口脇の記念の石碑と、そこから歩いて5分ほどのところにあるカミーユ・クローデルの旧アトリエの石碑を写真に収める。

                          
 この二つの石碑については、こちらの記事でかつて話題にしましたので、よろしければ御覧ください。


 明日も「おのぼりさん日記」の続きです。