名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

4月の鍋平高原

2009年04月04日 | セカンドルーム

  ロープウエイしらかば平駅付近

新穂高ロープウエイ中継点の、「しらかば平駅」あたり一帯を鍋平高原という。
秋の紅葉や春の新緑も美しいが、雪や氷に閉ざされた真冬や残雪の頃も、他の季節では味わえない景観が楽しめる。

 カラマツの森


昨日は、暖かい春の陽気に誘われて、残雪の鍋平高原を歩いてきた。
新穂高ロープウエイは、3/23日から4/19日までメンテナンス工事中で、中尾方面から歩くことになる。
高原一帯は自然観察コースやパノラマコースなどが整備されているが、観光客は次の第2ロープウエイへと先を急ぎ、シーズン中でも静かな散策が楽しめる。

 笠が岳


今回歩いたパノラマコースは、所々で視界が開け、周りの山々が眼前に迫ってくる。
 穂高連峰

高度や位置が変わるごとに、山の姿や森の樹種も変化するので飽きることが無い。

 槍ケ岳


スタート地点から2キロほどの地点は、勾配の急な山腹を通るので、上からの雪崩と足元から垂直に切り込んだ崖に注意を要するが、あとは静かな森の中をのんびり歩ける。
コースをそれて、森の中で雪と戯れ、動物の足跡を追いかけたり、ブナの幹で熊の爪痕に驚いたり、今の時期にしか味わえない体験も出来る。
終点の西穂高口展望台もいいが、鍋平高原は感動的な自然に出会えるお勧めスポットだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする