今朝は放射冷却で冷え込みが強く、あたりは霜で真っ白になり、水溜りには氷が張っていた。
日が高くなると気温はぐんぐん上昇して、春の陽光がまぶしかった。
桜の蕾はまだ固くて開花は下旬になりそうだが、数日前に桜と雪柳の枝を花瓶に挿しておいたら咲き始めた。
日陰で開いた桜は、白くて弱々しいが、何となく艶めかしい。
飛騨地方では「だんこうばい」が満開で、あちこちで目にする。
黄色い花は小さくてあまり目立たないが、飛騨では最初に咲く花で、次にこぶしが咲く頃から農作業が始まる。
今日は西の山へ日が沈む頃まで暖かく、山里も春の足音が僅かに聞こえていたが、本番がやって来たようだ。