名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の小学校

2009年04月07日 | セカンドルーム

 

今日も春の陽光がさんさんと降りそそぎ、乗鞍岳の山ひだが少しずつあらわになっていく。
先日から始まったスカイラインの除雪も、今年は雪が少ないので作業がはかどる事だろう。
今日は高山市内の中学校、昨日は小学校の入学式がそれぞれ行われ、着飾った親子連れをよく見かけた。


私の住んでいる校区の岩滝小学校は、岩井町と滝町の子供たちが通ってくるが、今年の新入生が2名で卒業生は6名だった。


滝町の子供たちが山を越えて通ってきた小道が山腹に残っているが、今はトンネルが出来て通学が楽になった。
自然環境に恵まれた学校は、教室以外に菜園や花壇も整い、冬は校庭のスロープでスキーやそり遊びなど、子供たちは伸び伸びと学んでいる。
飛騨では僻地小規模校の統廃合が進み、過疎の町から小・中学校が次々と消えていく。
オンコ山の上に建つ小学校は自然が豊かで、校庭を猪の親子が横切ったり、通学路に熊が現れてランドセルに鈴を付けて通学したりと、山里の小学校ならではの出来事もあるが、恵まれた自然環境の中で学べる学校が、いつまでも続くことを願わずにはいられない。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする