今朝も初夏の日差しが眩しいほど強く、久し振りに暑さを感じた。
裏山の木々が日ごとに色濃くなり、下草も茂って地面をすっかり覆っている。
笹やわらびも1mほどの背丈になり、蕾を持ち始めた笹ゆりを隠してしまった。
毎朝山を見上げて、ぼつぼつ始めようと思いながら、足場の悪い場所はいつも後になってしまう。
田んぼは1回目の草取りが終わって、稲は順調に育っているが株のまわりには、小さな草の芽が無数に生え始めているし、畑の雑草も勢いよく次々と出てくる。
毎日田んぼへ先導するユキは、日差しの強さに喘ぎ、水溜りで腹ばいになって涼を取るようになった。
暑さも雑草の勢いも、本格化の兆しが見えた一日だった。