早朝まで降っていた雨も上がり、隠れていた山の形が次第にはっきりしていく。
雨が降るとカエルの合唱がうるさい位だが、雨上がりはウグイスやホトトギスの鳴き声が賑やかになる。
菜園の野菜も雨で潤い、目に見えて大きく逞しく育っていく。
小さな菜園には、ナス、キュウリ、トマト、ピーマン、トウモロコシ、カボチャ、ネギ、エンドウ、しし唐などが植えてある。
エンドウが最盛期を迎え、3度の食事で食べているが追いつかない。
花柄を付けたままの新鮮なえんどうは、ゆでただけでも美味しいので、頑張って食べ続けている。
トマトも次々と花が咲き、小さな実を付け始めた。
キュウリも小指ほどの実を付け、ナスも花が咲いたので間もなく実をつけるだろう。
トウモロコシも鉛筆ほどしかなかった茎が、急に太くなり見るたびに伸びていく。
去年は、野うさぎに食べられて全滅してしまったエダマメも、今のところは無事に育っている。
これから暑くなり、程よいタイミングで雨が降り、動物の被害が無ければ豊作だが、この菜園で3拍子揃うのは難しい。