名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

荘川そば

2009年06月16日 | セカンドルーム

 

今朝名古屋を発って高山に向かった。
一宮ICから東海北陸自動車道に入り、ひるがの高原で高速を下りて荘川経由で高山へ戻ってきた。
天気が好ければ、ひるがの高原SAから見える白山も、今日は厚い雲に隠れていた。


荘川あたりの緑地はマーガレットが満開で、林間を吹き抜ける風が爽やかだった。


昼食は国道沿いの「蕎麦正」というお店で、寒ざらしそばを食べてきた。
荘川高原で取れたそばを冷水に浸し、2月から1ヶ月間寒風に晒したそばを、その日に使う分だけ石臼で挽いて食べさせてくれる。
このそばは、6月から荘川の蕎麦屋4軒で出しているが、今シーズンは1800食限定とのことだ。
甘みも強くて腰があり、喉ごしも滑らかとのことだが、云われてみればそうかも知れないが、普通のそばと同時に食べ比べてみないと違いは分からない。


標高1.000m以上の高冷地で育ち、氷点下20℃にもなる土地で寒晒しされた手打ちそばを、清流と山里風景を借景に食べていると、なぜかとても旨かった。
もともと舌に自信が無いので、いつも味は雰囲気や演出で左右されてしまう。


そうでない人も、プラス200円でまぼろしのそばが味わえるなら、食べてみる価値はありそうだ。

 

コメント (2)
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