今頃の時期は、6時ごろに太陽が東の山から顔を出す。
夜露に濡れた田畑や野山が、朝陽を浴びると霧となって山の稜線まで上っていく。
気温が低い時は、狭い盆地を覆うような霧に閉ざされるが、暑くなる日は上昇気流に乗って瞬く間に消えてしまう。
一瞬の霧が晴れたので、今日も暑い一日となった。
午前中は目立ち始めた田や畑の草を取り、トマトやナスのわき芽かきをした。
この時期の成長は早く、見落としていたわき芽が、びっくりするほどの大きさになっていた。
エンドウは花も少なくなり、ぼつぼつ終りに近づいてきた。
毎日3食のおかずに、卵とじや油いため、サラダ、味噌汁の具などにして食べていたが飽きることはなかった。
今日は初物のキュウリが採れたので、朝食のおかずに塩を振って食べ、昼食は冷やしラーメンにのせて食べたがとても旨かった。
これからしばらくはキュウリを食べ続けることになるが、ほとんど手を加えないでそのままで食べている。
青いトマト
ナスやトマト、ピーマン、エダマメなどは、もう少し先になる。
トウモロコシも茎が太くなったので、間もなく穂が出てきそうだ。
取りたての旬の野菜は手を加えなくても旨いと、そのままの状態で食べているが、本音は毎日のことなので凝った料理が面倒なだけである。
それでも、トマトは畑でもいで、そのまま食べると本当においしいと思う。