名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

御嶽山の噴火警戒レベル引き下げ

2015年07月03日 | 雑感

↑ 御嶽山山頂小屋

7月1日に各地で山開きが行われたが、
天候不順で待機している山好きが多いことだろう。

御嶽山の噴火警戒レベルが3から
2に引き下げられ、警戒範囲は火口から2kmへと拡大された。


↑ 御嶽五の池小屋

これによって、7月1日以降は飛騨側の濁河温泉から
五の池小屋や継子岳への登山ができるようになった。

ところが、それ以前にこのコースの登山記録が
「ヤマレコ」に掲載されて問題になっている。

同じようなケースが、蔵王山のお鉢巡りや
浅間山でも発覚している。

ヤマレコは、フリーの登山記録データベース
共有サイトで、多くの登山愛好者が利用している。

飲食店やコンビニの店員がイタズラ動画を
投稿してひんしゅくを買ったが、ルール無視の登山投稿も頂けない。

噴火の予知が難しく、規制のレベルも素人の
目には判りにくいので、安易に入山する人がいるようだ。


↑ 焼岳北峰

焼岳を思い起こすが、硫黄を吹き出す穴の脇の登山道や、
噴煙を上げる北峰(登山規制中)と対峙する南峰に登れるのを不思議に思う。


↑登山道脇の噴出口

噴火前の御嶽山は、焼岳の活動に比べれば
穏やかで、緊張したことはない。

規制強化をすれば、登山者だけでなく上高地や
箱根、軽井沢観光など、地元への影響は計り知れない。

行政は安全確保と、観光振興のさじ加減に、
今後も悩まされることだろう。
コメント (2)
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