昨年9月、御嶽山噴火による行方不明者6人の
捜索活動が再開された。
捜索隊員の避難場所となるシェルターも設置され、
横一列のローラー捜索のほか、金属探知機や
ドローンも使い、不明者がいる可能性が高い剣ケ峰や
一ノ池、二ノ池、八丁だるみ付近に絞って捜索するようだ。
↑ 山頂から見た一の池
↑ 山頂から見た八丁だるみ
この辺りは火山特有の緑の水を湛えた火口湖や、
雲の湧き上がる木曽谷、飛騨の山々など、360度の
眺望が楽しめる天空の楽園であった。
↑ 剣ヶ峰直下の山小屋
3年前の今日は御嶽山中にいて、不明者の捜索活動の
山域を歩いていたので感慨深い。
↑ ニノ池・前方は剣ヶ峰
空撮の画像を見ると、壊れた山小屋が無残な姿をさらし、
お花畑やハイマツも火山灰に覆われて見る影もない。
度々通った御嶽山の変わり様と、火山の破壊力の
凄まじさに今更ながら驚く。
これから8月中旬までは、山の天候が最も安定する
時期なので、安全な捜索活動と不明者の発見を願いたい。