↑ ささしまライブ駅から鈴鹿山脈遠望
お彼岸の入りは、爽やかな秋晴れとなった。
朝の散歩では、空気がひんやりと冷たかったが、昼間の残暑はまだまだ続いている。
↑ 名駅方面眺望
名駅から「ささしまライブ」あたりを歩いてきたが、工事がかなり進んでいた。
中京テレビの電波塔は組み上がり、青い空に突き出すガラス面が輝いている。
複合施設「グローバルゲート」は、巨大なクレーンが林立し、一部鉄骨が組み上げられている。
プリンスホテルの入居が決まり、このエリアでもホテルの新築ラッシュが続いている。
午前中は久しぶりに、十一面観音像の粗彫りをした。
2時間ほど部屋にこもり、写真を見ながら鑿で檜材を削っていく。
檜の独特の香りが漂い、山里で暮らしていた頃の、伐採や薪割りを思い出す。
午後はワールドラグビーの、テレビ観戦をした。
すでに結果は分かっていたが、世界ランク第3位の強豪南アフリカと、一進一退の試合展開に興奮した。
前半を10対12の僅差で折り返し、後半も体格で大きく上回る相手に一歩も引けを取らず、互角の戦いが繰り広げた。
弱いチームが、世界の強豪との真っ向勝負に挑み、残り五分の死闘で逆転トライで緒戦を手にした。
試合後、五郎丸選手は「世界中が勝つと信じていない試合に、選手全員は勝ちを信じていた」と、クールにインタビューに答えていた。
監督はベスト8が目標と言っていたが、もっと上を期待したい。