今日はお彼岸の中日。
例年通り瑞穂区の菩提寺と、平和公園へお彼岸参りに行ってきた。
古い住宅街に建つお寺は、名古屋では珍しく境内にお墓があり、大きな保存木が自然景観を引き立てている。
平和公園は戦後復興のため、市内のお寺の墓地が、集団移転して出来た共同墓苑である。
数万基の墓石が林立する光景は異様でなじめず、都心の程よい空間と緑を奪った当時の都市計画に疑問を感じる。
古くからの慣わしで、祖先を敬い亡くなった人々を偲ぶ秋の風物詩も、年々訪れる人が少なくなり、往時の渋滞や混雑が嘘のようである。
墓終いや無縁墓が増え、整理された空き地も目立ち、お彼岸参りも様変わりしていく。