kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

1Q84読み終わり

2009年08月15日 | 生活
朝、たまにはミスドで本を、
と思い、新聞と本を持って、
ドーナツを食べ、コーヒーを飲んで、
本を読み始めましたけれど、
あまり集中できません。
以前だったら、
部屋で読む時、
集中力が途切れることが頻繁だったので、
場所替えは、ミスドでした。
ところが、
ねそべって、だらだらしたかっこうで、
読むのに慣れてしまい、
そそくさと家に帰りました。
で、ソファーで、だらだらして、
外から、選挙カーの訳の判らぬ言葉が、
七階まで壁に沿って、聞こえてきます。
不思議ですけど、地面での話し声は、
七階まで聞こえてくる時があります。
音は上に行く、というのは本当です。
よって、
選挙カーの迷惑は大迷惑で、
耳栓の登場です。
この数年で、
耳栓は進化して、
本当に良くなりました。
以前はごわごわで、硬かったけれど、
今はソフトなタッチが耳に合って、
消音力も高いです。
耳栓は執筆時には必須なので、
もう長いこと耳栓の世話になっているけれど、
これで100円ですから驚きです。
以前はもっと高かったです。

夕方、「1Q84」を読了。
この連休に読めなかったら、
もう途中でやめるしかなく、
何とか無事に読了できてよかったです。
長編の醍醐味というか、
わー、やっぱ、読書は長編だよなー、
と達成感もあり。
僕が村上春樹新刊を読み始めている、
となると、どこからか、
解説本を手渡されるという妙な人生。
それは、解説本というか、
あとがきに、「1Q84」について、
書いてあるだけです。
大塚英志著「物語論で読む村上春樹と宮崎駿」。
副題は、「構造しかない日本」。
構造しかない文と構造しかない物語である、
ということが書かれてあって、
まあそうだろうけど、
と思うのですけれど、
読書の醍醐味は、
著者村上春樹の言葉で言えば、
「その乗り物に乗る」であって、
言葉に乗って、物語下りをする楽しみが、
僕には一番幸福なことです。
後付は、後になってからの、
いわゆる、裏話として、
楽しんでゆきたいです。

借りてあるDVD「ALWAYS 続・三丁目の夕焼け」を観ました。
もう、大変、面白いです。
いいなー、なんか、寅さんみたいで、人情がたくさんあって。
寅さんの続編ができなくなったあと、
釣りバカ日記が、寅さんの後に続く映画のように、
外から思わされてきたのですけれど、
この三丁目の夕焼け、が、
寅さんの続編になってほしいな、
と涙を拭って、思いました。

そうそう、
「1Q84」のBOOK2を終えた時、
え、これで終わり?
と思ったのですけど、
大塚さんも、「この物語はまだ続編があるに違いない」
と書いていて、
そうだよなあああああー、と強く思いました。
ネットで感想文を読んでみると、
続編説が有力。
あー、これでまた楽しみが増えた。
面白い小説です。やっぱり、
村上春樹は面白いです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする