昨夜、
ETVで、立松和平の特集を、
見ました。
評論家の黒古一夫さんを初めてテレビで見ました。
20年ぐらい前、大江健三郎の評論本で、黒古一夫さんの評論が、
すごく判りやすくて、大江の読み方としてためになりました。
あと同じ時期、村上春樹の評論も、
黒古一夫さんのだけは、やっぱり良くて、
きっと僕に合っている人なんだろうと思います。
他の評論は、ほんと、難しかったから、
黒古さんの名前はよく覚えていました。
立松和平のあの、人を心の底から安心させるよう語り部も、
同時期に、
民放でよく見聞きしました。
故郷から発した物語を書きたい、
という思いから、
紀州から発した中上健次を、
立松和平がライバル視していたらしいことは、
今日初めて知りました。
「バスは2階建てなんだねえ」、
の「ねえ」と、
語りかけてくる感じは、
自分にだけ語りかけてくるような感じで、
誰もがきっと、そんなふうに思わされてしまう、
語り部の人でもあった作家でした。
ETVで、立松和平の特集を、
見ました。
評論家の黒古一夫さんを初めてテレビで見ました。
20年ぐらい前、大江健三郎の評論本で、黒古一夫さんの評論が、
すごく判りやすくて、大江の読み方としてためになりました。
あと同じ時期、村上春樹の評論も、
黒古一夫さんのだけは、やっぱり良くて、
きっと僕に合っている人なんだろうと思います。
他の評論は、ほんと、難しかったから、
黒古さんの名前はよく覚えていました。
立松和平のあの、人を心の底から安心させるよう語り部も、
同時期に、
民放でよく見聞きしました。
故郷から発した物語を書きたい、
という思いから、
紀州から発した中上健次を、
立松和平がライバル視していたらしいことは、
今日初めて知りました。
「バスは2階建てなんだねえ」、
の「ねえ」と、
語りかけてくる感じは、
自分にだけ語りかけてくるような感じで、
誰もがきっと、そんなふうに思わされてしまう、
語り部の人でもあった作家でした。