kotoba日記                     小久保圭介

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気でしょう

2011年07月18日 | 生活
気持ちの良い風が、
吹いていました。
久しぶりに、
寺井さんと会いました。
寺井さんと会うと、
いつも妙なエナジーを感じます。
何でだろう、
と本人と話していると、
「気でしょう」
と言います。
その通り。
寺井さんは、
武術をやっているので、
気の専門でもあるのです。
気とは、
思いこみと、
バランスなのだそうです。
重心をどこに置くか、
だそうです。

朝、小雨が来ましたけれど、
すぐにやみました。
蝉が鳴き、
蒸し暑く、
曇っています。

言葉が走る場所、止まる場所、
自由、不自由、
必ず原因がある(結果には)。
そんなことを、
思っていました。

息を出し入れして、
良い風が、
南から吹いていました。
今年の手帳は、
何故か、
もうぼろぼろで、
落書きも、多くて、
すでに10月のスケジュールのところに、
走り書きが進んでしまっています。
この調子だと、一年もたないので、
小さな字で書くことにしました。
本体と黒表紙も剥がれてしまったので、
ガムテープでとめています。

黒い車がたくさん来て、
彼らは高台に住む人たちです。
彼らは地位があり、
お金も持っています。
比喩として、
高台の住人たちですけれど、
平地、
しかも、
高台から一番離れた、
浜辺での、
ひねもす、
さざ波の音を、
聴いて暮らすことは、
できません。
どんなに文明が発達しても、
どこの国でも、
貧富の差だけは、
ずっと昔から変わりません。
どこに行ったって、
お金持ちと、
貧乏人がいます。
どちらもなくては、
成りたちません。
高台の人たちを見ていると、
または、その人たちを、
迎える人たちを見ていると、
ひどく滑稽に見えました。
人間というのは、
いつまで経っても、
貧富の差は変わらず、
それで立ち位置が違う、
と思い込んでいます。
それがこの世のルールとして、
成り立っていることが、
滑稽に見える時があります。
「こんにちは」
「おはよう」
「おやすみ」
こんな言葉を、
おぼえておけば、
人間は人間でいられます。