kotoba日記                     小久保圭介

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冬太陽

2013年01月30日 | 生活
泣いていた
涙の湿気が
目のまわりに
確かにあった

眠りながら泣く
今朝の目覚め
わびしいやら
清々しいやら

nikki鳴る
胸で鳴る

「それでも笑顔がこぼれてる」「おろしたばかりのズックを履いて」

いとうたかおは言った
言霊となって
胸に降りる瞬間
蓄積された言葉たちは
時を外さず
海面に浮上する

誰もいなくなった
縁側に一礼し
お弁当を食べていた
陽は南西から射していた

泣いていた朝の目覚めから
やってきたものは
夕方のやさしい言葉たち
力を得るのを実感し
朝の涙は
喜びのため
力を頂く喜びのため

あたたかき
冬太陽