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階段
糸杉
交差点
「とうさん、ねえこれが人生というものなのでしょうか」(geji)
高田渡的に会う
黒い犬
と、
人
南に向かった
バス停
い眠り
雨が当たる窓
たかのさんのワイパー
体操の気持ちよさ
---
難破船を探す旅の予定
宝探しの旅の予定
「口をつぐめば、魂は守られる、聖書だ」
と琉球について、話を聞きながら、
メモを取る。
暑くもなく寒くもなく
良い風が
暑さを飛ばし
グレイの雲は、
ゆっくり、北西に向かった
---
行軍、おとうさん
ビルマ→天津(6000キロ)
九州 → 北海道(2000キロ)
転進(撤退)
命の時代
初めて銃声を聞いた、天津
八路、八連隊(京都)
陽の中、
蝶、舞う
台南 → 日本の生活
台湾 → 高砂族
からっとしていて、
風もあって、
気持ちいい暑さ
歌が生まれる時
天津、難破船
口ずさむ歌、
蛙、自転車、
奈良
鹿を食う
山
くもり空
池に浮かぶ緑の藻
おはよう
ありがとう
ごくろうさま
様々な人
さくら
自転車置き場
石の山
天津、難破船
つつじ
杉の木
芝
梟(ふくろう)の青
白い壁
あめあがり
微風
良い空気
初めて聞く銃声
天津
水たまりの横をゆっくりと
もどってゆく老夫婦
6000キロの旅路
左手に宇宙の本
右手に青い傘
男は難破船に乗って
宝を探す
妻は杖
夫は左側
ビルマ
命の汗粒
つばめ、
飛ぶ
手を繋いで
歩いていった
それを見ていた
銃声から遠く
夜の灯
交差している
点滅している
気団
---
蒸し暑きビルマ
氷
池、
亀がたくさんいる
石の上で甲羅干し
無蓋列車
天津
橋の欄干
雀が横並び、12,14,
緑、多々
アメンボー
ばちゃばちゃ音
振り返るとカモ
きりたんぽ
多々
おじいさんは青色の傘を杖にして
西に向かった
初めて
の
銃声
を聞いた天津
---
森から聞こえる
蝉の叫び
大陸の風の中で彼は
無蓋列車
朝の風
影だ
風だ
ビル風だ
古風のビルマ、天津、
命がけの旅、
難破船、宝
「ここまでは遠い」
time after time
虹についての会話
「目に勝るレンズなし」
自然界、雲、草、
その写真のピンナップ、
給水塔、
cafe、
休日の散歩、
写、
「装飾された言葉」(新しい小島信夫著「残光」論)
高橋源一郎も吉増剛造も、
「残光」について、
<飽くことなく>、
と発す。
「今日は暑いですねー」
「暑いねー」
風、吹く
草抜き男登場、
陽、
迫り来る風
バイクの数だけ人がいる
自転車の数だけ人がいる
「ちんちこちんになっているだろうね、車は」
「そうですね」
ちんちこちん、
という発語を、
壁に
書く
(かみさま?)
空でてかてか笑う人
階下で眠る人たち
夜になって
良い夢だけを
抜き取って
朝一で売る夢売り人
レンコンと横に並ぶ
人の夢
「いくら?」
「200円」
「じゃあ二つ」
「はい」
夢を売る
夢を買う
夢を抱え
道を戻り
夢を煮て
食う
マリー
タミオ
並木道を車が通る
この道をまっすぐ行ったところ
思いはあった
風が来る
木の陰の幸
福江のよう
奇蹟の蝉が叫ぶ
カトウノオジ
彼は
樫の木のような
硬い幹で
時に
わたしをもたれさせ
その木陰で
休ませてくれる
彼女は純水のような
おいしい水で
乾いた口をうるおわせ
体の中を水が循環して
体を治してくれる
gejiさん
gejiさん
「とうさん、ねえこれが人生というものでしょうか」
gejiさんは空よりもっと遠くから
歌う
今、熊野。