静かな街の一角の
スタバで
ゆっくりと時を過ごし
試食のビスケットを三枚
友達にあげた
わたしたち
遅い朝
静かの中で
馬鹿話をして
アイスコーヒーを飲んだ
電話が鳴って
事済ました友と
会い
音の空に向かった
コンビニで電池を買い
交差点を渡る時
霧雨が降っていて
足弱き人とすれ違い
おそらく
彼が渡り終えるまで
横断歩道の青は点滅するだろう
振り向いて
遠く添って戻る
もう一度
信号待ち
すでに渡っている
友とアイコンタクト
再び合流して
東へ向かった
空の音は
雷鳴ではない
風でもない
遠き太陽の
炎が燃える
音だ
本屋に入ると
文件曹ヘ激減し
雑誌とマンガは
激増し
カウンター横の
ガラスケースの中に
プラスチックに入った
ハーモニカ数本
笛 数本
おそらく
教材用で
電子辞書が一個
「キズあり」と書かれ
1万円の値札があって
この本屋に
子供たち
買いにきた
その歴史
メモ帳
数々のペン
絵具
三角定規に
分度器
「ご自由にお持ち帰りください」
とャbプが立っていて
店員さんに
「これってもらっていっていいんですか」
と訊く
「ええどうぞどうぞ」
と娘さんが答えた
わたし
赤と橙と緑のペン
暗記帳をもらって
本屋を出
知らない街を歩いてみた
夜は
チャーシューメンと
餃子
二階へのぼる階段は
急で
階段をこしらえた人って
誰だったんだろう
世界同時発明としての
階段
雨は降ったり
やんだり
降ったり
誰かが
泣いている
寂しくて
嬉しくて
感動して
誰かが笑っている
寂しくて
嬉しくて
感動して
誰かが踊っている
どこかで
寂しくて
嬉しくて
自分のために
誰かのために
誰かが歌っている
寂しくて
嬉しくて
誰かが話している
寂しくて
嬉しくて
誰かが黙っている
寂しくて
嬉しくて
光り輝く
見えぬ
星
橙
赤
緑
白
手を合わせ
響く
空の
音
スタバで
ゆっくりと時を過ごし
試食のビスケットを三枚
友達にあげた
わたしたち
遅い朝
静かの中で
馬鹿話をして
アイスコーヒーを飲んだ
電話が鳴って
事済ました友と
会い
音の空に向かった
コンビニで電池を買い
交差点を渡る時
霧雨が降っていて
足弱き人とすれ違い
おそらく
彼が渡り終えるまで
横断歩道の青は点滅するだろう
振り向いて
遠く添って戻る
もう一度
信号待ち
すでに渡っている
友とアイコンタクト
再び合流して
東へ向かった
空の音は
雷鳴ではない
風でもない
遠き太陽の
炎が燃える
音だ
本屋に入ると
文件曹ヘ激減し
雑誌とマンガは
激増し
カウンター横の
ガラスケースの中に
プラスチックに入った
ハーモニカ数本
笛 数本
おそらく
教材用で
電子辞書が一個
「キズあり」と書かれ
1万円の値札があって
この本屋に
子供たち
買いにきた
その歴史
メモ帳
数々のペン
絵具
三角定規に
分度器
「ご自由にお持ち帰りください」
とャbプが立っていて
店員さんに
「これってもらっていっていいんですか」
と訊く
「ええどうぞどうぞ」
と娘さんが答えた
わたし
赤と橙と緑のペン
暗記帳をもらって
本屋を出
知らない街を歩いてみた
夜は
チャーシューメンと
餃子
二階へのぼる階段は
急で
階段をこしらえた人って
誰だったんだろう
世界同時発明としての
階段
雨は降ったり
やんだり
降ったり
誰かが
泣いている
寂しくて
嬉しくて
感動して
誰かが笑っている
寂しくて
嬉しくて
感動して
誰かが踊っている
どこかで
寂しくて
嬉しくて
自分のために
誰かのために
誰かが歌っている
寂しくて
嬉しくて
誰かが話している
寂しくて
嬉しくて
誰かが黙っている
寂しくて
嬉しくて
光り輝く
見えぬ
星
橙
赤
緑
白
手を合わせ
響く
空の
音