地下鉄を降り
いつもの道をゆく
ゆるやかな坂道を
のぼってゆく
夏は終わり
秋が来る
空はいつも頭上にあり
遠くには海がある
日々が旅であり
どこにゆくかも
朝にならないと
わからない
いつ
労働を終え
夕飯を終え
眠りにつくかも
わからない
それでも私たち
何があっても
どこにいても
必ず
朝を迎え
夜にゆく
知らない言葉が飛び交い
その意味をあいまいに知り
人間のすることを
見ている
緩やかな坂を
しゃべりながら歩き
地下鉄に乗って
家に帰ってゆく
宇宙のほんの少しの空間に
わたしは横たわる
それでも
ここも
宇宙の中であることには
違いない
時には
きたないコトバを使って
時には
きれいなコトバを使って
今日も生きている
いつもの道をゆく
ゆるやかな坂道を
のぼってゆく
夏は終わり
秋が来る
空はいつも頭上にあり
遠くには海がある
日々が旅であり
どこにゆくかも
朝にならないと
わからない
いつ
労働を終え
夕飯を終え
眠りにつくかも
わからない
それでも私たち
何があっても
どこにいても
必ず
朝を迎え
夜にゆく
知らない言葉が飛び交い
その意味をあいまいに知り
人間のすることを
見ている
緩やかな坂を
しゃべりながら歩き
地下鉄に乗って
家に帰ってゆく
宇宙のほんの少しの空間に
わたしは横たわる
それでも
ここも
宇宙の中であることには
違いない
時には
きたないコトバを使って
時には
きれいなコトバを使って
今日も生きている