川を見る
名古屋は堀川
水がたくさんある
バスタブいくつ分?
川を見ていると
子供の時を思い出す
庄内川や
地蔵川があって
なみなみとある水が
不思議で
これは何だろう
と実は54歳の今でも思う
こんなにたくさんの水が
どこからかわからないところから来て
どこへゆくのかもわからない
人生の比喩ではなく
本当にわからない
海へ水は行くというけれど
すべての水がそうではなく
横に逸れる水路にゆくかもしれない
すると
その水は用水路を通って
稲穂の実になるかもしれないのだ
ゆっくりだけれど
水が流れているのがすごい
そこが池とは違う
生きているのだ
こう言ってしまえば元も子もないけれど
やはり
川は生きている
時間軸がある
生きているのは
川だけではなく
魚や亀
水草や
ヌートリアだって見た
目には見えない
数多の微生物
夜になっても
水面を睨んでいる生物は何か
と目をこらしてみると
ゴイサギだった
昼間は川面を
サギらが渡ってゆく
カモもいる
それは川が滞ることなく
常に
流れているからだ
川は不思議
どうして
こんなにたくさんの
水があるのだろう
しかも流れている
川の下には
もう一つ
川が流れている
と聞いたことがある
本当だろうか
もしそうなら
やってられん
川の表面なんて
ほんの一側面で
二重になっているのなら
いったいこの人は
何だ
ということになる
海のある街で暮らしたら
川の凄さは判らないかもしれない
海へ行ったら行ったで
これは何だ
何で青いんだ
何でこんなにでかいんだ
よく見ると
水平線が丸くなっているのが判り
まったくもって
水のすることといったら
雨にしても
川にしても
やってられん
まさか
水中で生きていたころの
遺伝子がまだ残っているとか
まさか
やってられん
名古屋は堀川
水がたくさんある
バスタブいくつ分?
川を見ていると
子供の時を思い出す
庄内川や
地蔵川があって
なみなみとある水が
不思議で
これは何だろう
と実は54歳の今でも思う
こんなにたくさんの水が
どこからかわからないところから来て
どこへゆくのかもわからない
人生の比喩ではなく
本当にわからない
海へ水は行くというけれど
すべての水がそうではなく
横に逸れる水路にゆくかもしれない
すると
その水は用水路を通って
稲穂の実になるかもしれないのだ
ゆっくりだけれど
水が流れているのがすごい
そこが池とは違う
生きているのだ
こう言ってしまえば元も子もないけれど
やはり
川は生きている
時間軸がある
生きているのは
川だけではなく
魚や亀
水草や
ヌートリアだって見た
目には見えない
数多の微生物
夜になっても
水面を睨んでいる生物は何か
と目をこらしてみると
ゴイサギだった
昼間は川面を
サギらが渡ってゆく
カモもいる
それは川が滞ることなく
常に
流れているからだ
川は不思議
どうして
こんなにたくさんの
水があるのだろう
しかも流れている
川の下には
もう一つ
川が流れている
と聞いたことがある
本当だろうか
もしそうなら
やってられん
川の表面なんて
ほんの一側面で
二重になっているのなら
いったいこの人は
何だ
ということになる
海のある街で暮らしたら
川の凄さは判らないかもしれない
海へ行ったら行ったで
これは何だ
何で青いんだ
何でこんなにでかいんだ
よく見ると
水平線が丸くなっているのが判り
まったくもって
水のすることといったら
雨にしても
川にしても
やってられん
まさか
水中で生きていたころの
遺伝子がまだ残っているとか
まさか
やってられん