労働帰り
浄心のスーパーで
食材を買い
自転車のハンドルに
レジ袋をぶら下げ
信号待ちをしていた
信号が青に変わり
なんだろう
一瞬何が起きたのか
わたし
自転車ごと
左に傾き
転んだ
恥ずかしさと
驚きで
あたふたしていると同時に
若い娘さん3人が
冷静に
自転車を立てることを手助けしてくれて
横断歩道に散らばった
食パン
3つ入りのトマト
黒糖菓子
ほうれん草
牛乳パックを
拾って
わたしの
前かごに
ひとつずつ
収めてくれていた
「ケータイが」
と転がっていた
青いガラケーを
拾ってくれた
お礼をちゃんと言えないほどに
動揺し
恥ずかしさと
驚きで
左側の痛みを
少し感じながら
次の信号を待っていた
六つの手が
目前で
動いていた
ありがとうという気持ちは
もちろんあるのだけれど
言葉にできていない
わたし
介護されているのか
子供なのか
どっちかだ
いずれにしても
見て見ぬふりができぬほど
派手に転んで
自身では何もできない
そんな茫然表情を
していたのかもしれない
あんなふうに
派手に転んだのは
久しぶり
いやはや
翌朝
体が痛いこと。。。
浄心のスーパーで
食材を買い
自転車のハンドルに
レジ袋をぶら下げ
信号待ちをしていた
信号が青に変わり
なんだろう
一瞬何が起きたのか
わたし
自転車ごと
左に傾き
転んだ
恥ずかしさと
驚きで
あたふたしていると同時に
若い娘さん3人が
冷静に
自転車を立てることを手助けしてくれて
横断歩道に散らばった
食パン
3つ入りのトマト
黒糖菓子
ほうれん草
牛乳パックを
拾って
わたしの
前かごに
ひとつずつ
収めてくれていた
「ケータイが」
と転がっていた
青いガラケーを
拾ってくれた
お礼をちゃんと言えないほどに
動揺し
恥ずかしさと
驚きで
左側の痛みを
少し感じながら
次の信号を待っていた
六つの手が
目前で
動いていた
ありがとうという気持ちは
もちろんあるのだけれど
言葉にできていない
わたし
介護されているのか
子供なのか
どっちかだ
いずれにしても
見て見ぬふりができぬほど
派手に転んで
自身では何もできない
そんな茫然表情を
していたのかもしれない
あんなふうに
派手に転んだのは
久しぶり
いやはや
翌朝
体が痛いこと。。。