晴
朝
大日如来の真言
聞く
手帖に書き写し
ガラケーに書き写す
薬師如来の真言
空海の真言
青空が向かいの歩道を
歩いてゆく
東へ向かった
ヤスオさんは
今朝も
黄色の玉を
転がしていた
暑い
熱射
真言を唱える
草を見る
揺れている
夕
白杖の男性
南へ向かった
ずいぶん
夜遅くまで労働になった
電気をつけて
帰路の自転車
いつもの森の中へ入ってゆく
その入口の橋の上
何人かが
暗闇の中
橋の下の草むらを
欄干に手を置いて
のぞき見ていた
そうか
わたしも
自転車をとめて
欄干から
暗がりの草むらを見入る
蛍鑑賞
けれど
なかなか光る蛍は見られない
残業でしんどかったけれど
この時間にここを通ったおかげで
こんな光景に出くわす
いい感じ
蛍は見られなかったけれど
いい感じ
朝
大日如来の真言
聞く
手帖に書き写し
ガラケーに書き写す
薬師如来の真言
空海の真言
青空が向かいの歩道を
歩いてゆく
東へ向かった
ヤスオさんは
今朝も
黄色の玉を
転がしていた
暑い
熱射
真言を唱える
草を見る
揺れている
夕
白杖の男性
南へ向かった
ずいぶん
夜遅くまで労働になった
電気をつけて
帰路の自転車
いつもの森の中へ入ってゆく
その入口の橋の上
何人かが
暗闇の中
橋の下の草むらを
欄干に手を置いて
のぞき見ていた
そうか
わたしも
自転車をとめて
欄干から
暗がりの草むらを見入る
蛍鑑賞
けれど
なかなか光る蛍は見られない
残業でしんどかったけれど
この時間にここを通ったおかげで
こんな光景に出くわす
いい感じ
蛍は見られなかったけれど
いい感じ