kotoba日記                     小久保圭介

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犬塚康博さんライブ

2008年02月04日 | 音楽
昨日(2月3日)の事柄。


今日は名古屋、今池は、「得三」へ、
ライブを観に行きました。
昨日、今日と二夜連続のライブ。
出演は、加川良さんと犬塚康博さん。
ゲストは、すぎの暢さんと松下幸春さん。



雨があがったグレイの空、
今池へ。

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baraちゃんの切手のヤフオクについて。

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犬塚康博さん。


美しい声、音、言葉、
それが、いま、目前で光っている。
日本語のキレイさに、
一曲目から、すでに、
インパクトあり。
ダンディー、
宇宙的なラップスティールギター、
シンプル、素朴、
ゆるさ、静かさ、
さわやかさ、美しさ、
冬の陽の如く、
「古井の坂」、
「むかしのおばけ」
むかしのおばけ、って、
何だろう。
かんざわさん、
「八月は、」
・キタガワアイコさん(北海道)

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まるで少女のような人。
フレップの頃に。野原へ。
「さかな」

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床に落ちた黒いジャンパー、
一晩中聴いていたい歌
「無何有の郷」
「くすのき」
童謡のように、
LaLaLa
「彼女のたより」
「朝の部屋」
「灯台」
「ぼくはただ息をする」

(景色に時間が降り積もる、′「塚康博「ぼくはただ息をする」より)

一曲一曲が、
まるで石のよう。
石と石は、
区別され、
交わることのない、
ただ、雨とは交わる、石。
「石」の人。
「少女」の人。
「毅然」の人。

すぎの暢さんのインスト二曲。
音や言葉は、
人となり。
誰が歌うか、
誰が弾くか、だ。
その人の存在感、如何だ。

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加川良さん。

「つれづれなるままに」
あれから、30年も経った(なんて!)。
「こんばんは、お月さん」、
「親愛なるQに捧ぐ」
「女の証」
「コスモス」

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詩ャbト(タッチミスですけど、このまま残します)。
スャbトライト、目前のグラスの水に、うつっている。
「あした天気になあれ」、良。
すぎのさんに、歌の心、あり。(発見)。
「ラブソング」



「小さな宇宙の横に」
「幸せそうな人たち」
「ャvラ並木」

豆まき。
「鬼は外って、言うたらあかんのですね。福はうち」

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楽屋から出ていた犬塚さんと面会。初見。


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あの子をさがして

2008年02月04日 | 映画
昨日(3日。日曜日)のこと。

奥田民生「ファンタスティック OT9」を聴きながら、
筑前煮を作る。
たいてい、今までデリコの新譜を聴きながら作っていたので、
あー、やっと改革だ、と思いました。
だいたい、僕はCD一枚分の時間で、作るんです。筑前煮。

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映画「あの子をさがして」観る。
山崎ナオコーラのエッセイで、
素晴らしい感じで紹介されていたので、観ました。
うん、やっぱり、最後の主人公の涙と、
黒板に一字だけ書くシーンで、
もうあかん、涙が出て、画面がよう見れなんだ。
つーか、
この映画は、
まあ、中国の映画で、
本意は貧しい村がある、その社会派の映画だと思います。
筋は、
小さな貧しい村があって、
そこで代行教員が来て、
13歳ぐらいの教職もない少女。
25人ぐらいの子供達の教室。
チョークも粗末にできない貧しさ。
貧しさで、学校を辞めていく子供達、たくさん。
で、10歳の男の子が、
町に出稼ぎに行き、
13歳の少女(先生)が、
町に探しにいく。
で、村にやっとことさ、連れてかえった。
いきさつで、テレビ局が絡んで、
まあ、貧しい村の紹介を見た視聴者から、
たくさんの物資が村に贈られる。
その中に、色とりどりのチョークあり。

子供たちに、先生は、
「ひとり、一文字だけだぜ」
と狭い黒板なので、新しいチョークで、
一人ずつ、25人前後の子供らが、書きおる。
最初、先生が書く。
「天」と書いて、字幕に、「空」と出る。
なるほど、中国語は、「天」が空を意味するのか、と思。
あと、ガキ等が、「家」とか、
いろいろ、書く。
ここは、山崎ナオコーラも書いていたけど、
僕らの母国語ではないのに、漢字だからなのか、
とても伝わる、
のでした。
中国の社会・教養映画で製作されているのだろうけれど、
僕にも、これは、言葉の映画として、最後は思わせるのでした。
本当に、ラストは素敵なので、見て良かったです。
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日曜日

2008年02月03日 | 生活
ぐっすり眠って、
8時から始まる週間ブックレビューを見ました。
ゲストは、詩人の蜂飼耳という人。
小説を最近書いたらしく、
小説の言葉と、詩の言葉の違いを話していました。
この詩人の詩、小説は一度読んでみたい、
と思いました。
中原中也賞を獲っているし。

来週は、中上健次について書かれた本を、
誰かが紹介するみたいだし、
最近、週間ブックレビュー、おもしろいです。

さて!
今日は休日。
凄く寒そうな外で、
行楽の方には悪いけれど、
こんな日が休みでよかったと思います。

さて!
まだ昼。
今から、読書か、映画か、どっちか。
明日、DVD返却だから、映画からです。
そんで、筑前煮を作って、明日の用意して、
夜には、ライブ行って来ます。
めったに見られない人だし、
初めて見る人なので、
かなり、どうなるかな、
と思っているのです。

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心には心だ

2008年02月02日 | 生活
くもり。

奥田民生の、
「荒野の風になって」
という歌詞を適当に胸で歌い、
こんなメロだったかな、と、
胸で歌う。
寒くて寒くて仕方がない時は、
「フロンティアのパイオニア」
を最初から最後まで胸で歌います。
歌に力があるので、
かなり元気になり、
寒くても、大丈夫と思えるのです。
去年の夏の暑さの時は、
ラブサイケデリコのなんとかちゅー、歌を胸で歌うと、
暑さを、うん、暑いさ、と思えるような気分になりました。
歌の力っていうのは、凄いなあ、と思います。

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先日、ためしてガッテンで、
体を温める食材がタンパク質ととうがらしだというので、
そのすべてが入ったソーセージ、
その名も「ピリピリ チーかま」をスーパーで発見し、
5,6本束にしてあって、「半額」とあり、
これを買わない人達は、どうかしてるな、
と僕はほくそ笑み、買いました。
体を温める成分、チーズ、たら(魚)、そしてとうがらし入り。
一人で食べるには、勇気がいったので、
朝、オジの分も持っていって、
食べてみたところ、
二人ともかなり「これは美味いね」
というノリ。
で、本当に、嘘んこじゃないですよ、
マジで、体がその後、あたたかくなった、
というか、暑い。
オジは、服を何枚か脱いでいました。

オジの奥さんが、
以前、オジに「牛乳を噛んで飲め」
といったことを発し、
「え」
とオジが思ったそうです。
「なあ、小久保君、牛乳を噛むってなあ。なあ」
とオジ。
「でもなあ、噛むんだよ、牛乳は」
その意味が最近、やっと判りました。
以前は、牛乳を飲むとすぐお腹の調子が悪くなりましたけれど、
今では毎晩、牛乳を噛んで飲んでいます。
お腹の調子も悪くならないし、
タンパク質ですから。
おかげで、すっかり牛乳好きになりました。

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帰りしな、
Sさんから電話があって、
「今日だった?」
と言う。
「明日だよ」
と答える。
実は、明日、ライブを見に行くのです。
「オジ、明日の夜、ライブ見にいくんじゃあ。
前、言うたやろ、石の歌詞書いた人が、北海道から歌いに来るんよ」
「それはいい」
休憩所に戻る階段をあがりながら、
「心で聞かなあかん」
とオジが言いました。
オジは時々、凄く良い言葉を言う。
「心には心だ」
とオジは重ねる。
「心で応えたらなあかん」
とオジはさらに重ねました。
そんなふうにして、
オジは人に優しくして生きてきたのだ、
と、言葉を発し続けるオジの心を、
手帖に書き留めるのに、
忙しい階段でした。

---

夜になり、昨日の残りの洗濯をしました。
今夜から雨らしいから、昨日のうちに洗濯なのです。
今日は早くに寝て、
明日、いろいろ、やろうと思いました。
予報では、今夜、名古屋はみぞれらしいです。

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メジロ発見

2008年02月01日 | 生活
早朝、凄く寒い朝です。
で、僕らは朝から、何かしてた。
で、丸いコンクリート台の上(高さ5センチ)に、
小鳥発見。
もうびっくりして、
緑色、雀大、震えている、動かない、目が変、
いかん、どうしよう、
と、
「オジイイイイイイイイイイイイイイイイイイィイイイイイイ!」
と叫びました。
で、
「何だ」
と尋常ではない僕の様子に、
早足で来たオジと、
鳥を見、
「これ、インコだな」
と僕。
「いや、これはインコじゃない」
とオジは言っている間に、何という鳥か考えて、
「もう死ぬわ」
とオジ。
そう言われて、僕は安心しました。
「段ボールに入れて、葬ったるけん」
とオジ。その優しさに、ホッと安心しました。
で、オジが段ボールをどこぞで調達してきて、
それはちょうど小鳥が入る正方形のもの。
ルービックキューブくらいの大きさです。
で、僕が小鳥を段ボールに入れました。
すると、鳥は震えなくなっていて、
それでまた安心しました。
いつもの植えこみに、
段ボールを置いて、段ボールというより、
小さい箱です。でも、段ボール製だから、
マジ、あたたかいと思う。
「何かに当たったんだ」
と鳥が何故にあそこにいたかを、
オジは発しました。
目のまわりが白い液体になっていて、
目がどうかなっているんだ、
と鳥の昇天間際を見て、
それにしても、
美しい深緑黄色の羽根です。
「メジロだ、小久保君」
と、携帯の辞書でメジロを検索して、
「目が白いだろ?」
というわけで、
我々はメジロを箱に入れて、
植えこみの上に置きました。
ゴミだと思って、清草lが持っていかないように、
奥の方に隠して。

AM10:30
メジロ、いない。
え、ってなもんじゃ。
オジが、箱を逆さにして、
植えこみの中に首を突っ込み、
「ぴーちゃん、ぴーちゃん」
と言う。何故に、ぴーちゃんやねん、と考。
いろんな人が集まってきて、
「何かいるんですか」
と言う。
「メジロ云々」と我ら、発し。
「オジ、おらんじゃろう」
と言うと、
「いや、いる。ぴーちゃん、っと言ったら、返事したんだ」
とオジは言い張る。
まあ、深緑色だし、草も緑だし、わかんねえです。
いるかも知れないし、飛んだのかもしれない。
まわりの人々は、飛んだんだよ、
とか、言う。
真相は不明。
兎にも角にも、小鳥は息を吹き返したに違いない。
できれば、飛んでくれい。と、思いました。
そして、我々はメジロを忘れて、
「オジ、もう夕方の五時になっても、明るいねえ、知らないうちに」
と僕は言う。
陽は確実に、長くなっている。
知らないうちに。

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