朝、小雪が降ってきました。
空は晴れていたから、
山の方から風で飛んできた雪です。
---
職人さんで、
石屋さんがいます。
ずーっと昔、
「寺内貫太郎一家」というドラマがあって、
墓石を作る主(小林亜星)が、
軍手をはめて石にノミを当てて、こつこつやっていました。
その時、主の軍手の先が、切られていて、
指の第一関節から少し下、平均2㎝弱ぐらい、
切られているのが印象的でした。
そして、
職人さんの軍手も、
やはり、軍手の先が切られていました。
たぶん、石を運んだり、動かしたりする時、
滑らないようにするからだと想像しましたけれど、
何故かは訊きませんでした。
注意して見ると、親指と人差し指の先だけ、
切られていたので、
親指と人差し指が、
何かをつかむときに、
とても重要な指であることを、
知らされました。
そして、寒風の中、
露出された指先の冷たさや、
荒れを想像しましたけれど、
凝視することはよしました。
---
昼休み、用事でオジが労働場を離れ、
電話が鳴り、
「小久保君、今な、文藝春秋で芥川賞のが、出てるぞ」
「あ、それって、川上未映子って書いてある?」
「ちょっと待ってな。今、見るけん、、乳と卵ってあるな」
「オジ! それ買ってきてくれんかい?」
というわけで、
買おうと思っていた文藝春秋を、
オジが買ってきてくれました。
「乳と卵だぞ」
とオジ。
「乳と卵じゃ」
とわい。
「わい、読む間まだ当分ないし、ぱらぱら、っと読んで感想教えてくれ、オジ」
「判った」
とオジは文藝春秋を読む。
「乳と卵」。
読むのは、休みに入ってからです。
---
市川昆さんが、のうなった記事を読みました。
知らなかったけど、
大好きな「木枯らし紋次郎」を撮った人だったんだ。
大好きな「股旅」を撮った人なんだ、と感、深き。
股旅は、奥田民生もタイトルにしてるぐらい、
めちゃおもしろい映画で、
仁義の切り方の細部を、
かなり正確に再現している映画です。
たぶん、あれが本物の仁義の切り方の言葉なのだろうと、
思います。
股旅は、三人の浪人(萩原健一、尾藤イサオ、小倉一郎)。
その三人が、一宿一飯する家主の役は、常田富士雄。
ここで、仁義を切り、仁義を返され、また切り、返され、
の繰り返しが、とてもおもしろいのです。
市川さんがのうなったおかげで、
またまた「股旅」が見たくなりました。
早々にゲオに行かなきゃ。
でも貸出中かもしれません。今は。
---
夜、帰ると郵送で、
チョコが届いていました。
明日、オジと食べようと思って、
ふうをあけると、
「オジと一緒に食え」
とあり、
それ以外でもまったく僕が思ったとおりの文面で、
それが一番驚きました。
最近は義理チョコいわんのですねえ、
友チョコいうらしいです。
まったく文字通りでござ。
兎にも角にも、
気つかってもらい、
ありがとうございます。
空は晴れていたから、
山の方から風で飛んできた雪です。
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職人さんで、
石屋さんがいます。
ずーっと昔、
「寺内貫太郎一家」というドラマがあって、
墓石を作る主(小林亜星)が、
軍手をはめて石にノミを当てて、こつこつやっていました。
その時、主の軍手の先が、切られていて、
指の第一関節から少し下、平均2㎝弱ぐらい、
切られているのが印象的でした。
そして、
職人さんの軍手も、
やはり、軍手の先が切られていました。
たぶん、石を運んだり、動かしたりする時、
滑らないようにするからだと想像しましたけれど、
何故かは訊きませんでした。
注意して見ると、親指と人差し指の先だけ、
切られていたので、
親指と人差し指が、
何かをつかむときに、
とても重要な指であることを、
知らされました。
そして、寒風の中、
露出された指先の冷たさや、
荒れを想像しましたけれど、
凝視することはよしました。
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昼休み、用事でオジが労働場を離れ、
電話が鳴り、
「小久保君、今な、文藝春秋で芥川賞のが、出てるぞ」
「あ、それって、川上未映子って書いてある?」
「ちょっと待ってな。今、見るけん、、乳と卵ってあるな」
「オジ! それ買ってきてくれんかい?」
というわけで、
買おうと思っていた文藝春秋を、
オジが買ってきてくれました。
「乳と卵だぞ」
とオジ。
「乳と卵じゃ」
とわい。
「わい、読む間まだ当分ないし、ぱらぱら、っと読んで感想教えてくれ、オジ」
「判った」
とオジは文藝春秋を読む。
「乳と卵」。
読むのは、休みに入ってからです。
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市川昆さんが、のうなった記事を読みました。
知らなかったけど、
大好きな「木枯らし紋次郎」を撮った人だったんだ。
大好きな「股旅」を撮った人なんだ、と感、深き。
股旅は、奥田民生もタイトルにしてるぐらい、
めちゃおもしろい映画で、
仁義の切り方の細部を、
かなり正確に再現している映画です。
たぶん、あれが本物の仁義の切り方の言葉なのだろうと、
思います。
股旅は、三人の浪人(萩原健一、尾藤イサオ、小倉一郎)。
その三人が、一宿一飯する家主の役は、常田富士雄。
ここで、仁義を切り、仁義を返され、また切り、返され、
の繰り返しが、とてもおもしろいのです。
市川さんがのうなったおかげで、
またまた「股旅」が見たくなりました。
早々にゲオに行かなきゃ。
でも貸出中かもしれません。今は。
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夜、帰ると郵送で、
チョコが届いていました。
明日、オジと食べようと思って、
ふうをあけると、
「オジと一緒に食え」
とあり、
それ以外でもまったく僕が思ったとおりの文面で、
それが一番驚きました。
最近は義理チョコいわんのですねえ、
友チョコいうらしいです。
まったく文字通りでござ。
兎にも角にも、
気つかってもらい、
ありがとうございます。