旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像が設置された米ロサンゼルス近郊グレンデール市の日系人住民らが像の撤去を市に求めた訴訟で、米連邦最高裁は3月27日、原告の上告を却下し、日系人住民の敗訴が確定した。
訴訟を巡っては日本政府も2月22日付で「上告審が認められるべきだ」とする意見書を提出していたが、審理は行われず門前払いとなった。
原告の目良代表は「今後は別の方法で(像の)撤去ができるように努力していきます」とする声明文を出した。
グレンデール市の少女像は、韓国系米国人の団体などが2013年に設置。
日系人らは像の設置は連邦政府だけが持つ外交権限を侵害するなどとして提訴した。
一審、二審とも原告の訴えは認められず、原告は今年1月に上告していた。
原告はカリフォルニアの州裁判所でも訴訟を起こしていたが、昨年12月に二審で敗訴し、上告せずに終了したという。
腹立たしい結果だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます