日韓両政府は12月15日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を話し合う外務省局長級協議を東京都内で開いた。
11月の首脳会談で合意した「早期妥結」に向けて議論したが、平行線に終わった。
日韓国交正常化50周年にあたる今年中の解決は困難で、越年はほぼ確実になった。
安倍政権は慰安婦問題で韓国側に大幅に譲歩する考えはなく、折り合えなければ日本が議長国を務める来年の日中韓首脳会談の開催に影響を与える可能性がある。
協議は、首脳会談後では2回目。
関係者によると、日本側は1965年の日韓請求権協一定で「慰安婦問題は解決済み」との立場を重ねて強調。
韓国側も国家責任の明確化や謝罪を求めた。
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