中国国営通信の新華社は10月17日、フィリピンのドゥテルテ大統領がインタビューで、中国と領有権を争う南シナ海の海域を共同開発したいと表明したと伝えた。
中国は南シナ海問題で、当事国の協議による解決を主張しており、10月18日から訪中するドゥテルテ氏との良好な関係をアピールして日米両国をけん制する狙いがあるとみられる。
新華社は「中国だけがわれわれを助けてくれる」と題したインタビュー記事で、ドゥテルテ氏が南シナ海問題に関し「ほかの国との協議に興味はない。 中国と話し合いたいだけだ」と述べ、共同開発に意欲を示したとしている。
中国側の対応が注目されるが、南シナ海における中国の主権主張を否定した国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所の判断を事実上棚上げするようフィリピン側に求めるとみられる。
インタビュー記事は、経済協力に関し、ドゥテルテ氏が鉄道や港などのインフラ建設を進めたいが、資金が足りないと訴えたと紹介。
中国主導の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に積極的に参加する意向を示した上で「フィリピンは線路が必要だ。 中国からの資金提供を望む」と述べたと伝えた。
このほか、容疑者の殺害もいとわない強権的な麻薬犯罪対策についても、中国が支持してくれているとして謝意を表明したという。
大バカ大統領のせいで、フィリピンは中国に飲み込まれる。
全世界からみると大迷惑な話である。
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