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JR九州 貨客混載拡大へ 新幹線の客室活用

2024年08月13日 | 社会

JR九州が特産品や精密機器を乗客とともに運ぶ「貨客混載」事業を、2025年度に拡大する方針であることが8月10日、分かった。

九州新幹線で既に実施している車両の空きスペースを活用した物流サービスを客室への積載まで広げ、JR旅客各社との連携も強化する。

物流業界で、トラックの運転手不足によって運送が滞る「2024年問題」 が課題となる中、新幹線を使った代替サービスが広がるかどうかは全国的に注目されそうだ。

新幹線による荷物輸送は、当日配送が可能なスピードと、時間に正確な定時性が特徴。

今年4月にJR東海が法人向けに参入したことで、既に事業を始めていた北海道、東日本、西日本、九州のJR各社でサービス網が整った。

JR九州は「遠方への新幹線による定期的な即日配送の実現」を目指す。

JR九州は2021年5月から九州新幹線の博多と鹿児島中央の2駅間で、荷物輸送サービス「はやっ!便」を始め、2022年に熊本も加えた。


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