
10月17日、福岡Yahoo!JAPANドームで行われたパ・リーグ プレーオフ2ndステージ最終戦は今季のベストゲームだった。いや、第5戦までもつれたステージは球史に残る短期決戦だったともいえる。
第5戦。6回表、一打動転の場面で放ったライナーが左翼手に捕球され、一塁ベース上にしゃがみこむ西岡。7回裏、ソフトバンクの追加点を阻んだロッテの2塁手早坂の超ファインプレー。逆転のホームインを許した捕手的場のアピール。
8回裏、バッテリーエラーで二進した松中の気迫のヘッドスライディング。
7回表、逆転の口火となった初芝の内野安打はソフトバンクの三遊間にどんな焦りを感じさせたというのか。無死1,2塁、4番サブローは何故早いカウントから凡飛に倒れたのか。その直後に逆転の痛打を浴びた馬原にどんな魔がさしたのか。そもそも、8回から馬原に繋いだ継投はソフトバンクベンチの失策ではなかったか。
しかし、それにつけても両チームの投手陣が素晴らしかった。
やはり、見ごたえのある試合は決まって投手戦である。で、なければ試合は締まらな い。
ロッテ投手陣は執拗に主砲松中を封じ込めた。
短期決戦のポイントは主軸に仕事をさせないことが鉄則だ。84年の日本シリーズ、広島投手陣VSパ・リーグの三冠王ブーマー。95年の野村ID野球VSイチロー。など、その例は枚挙に暇がない。
一方、ソフトバンク投手陣も、福浦の初球には内角高めの速球をほとんどの打席で投じ、フランコへのは内角低目、ボール球になる変化球で仕留めていた。また、ロッテの右打者へは外角ストレート、ボール一個分、外に外した球をファールさせ、カウントを稼ぐなど、登板した全ての投手がチームのコンセンサスを守りきっていた。
パ・リーグのプレーオフ制度はその是非の問題があるだろう。
試合後の王監督をはじめとするソフトバンクナインを映す映像はあまりにも残酷であった。
だが、それはさておき、ステージの全5試合は久々に野球というドラマを楽しませて余りある素晴らしい戦いであったことは間違いない。
(注)当初、本編の冒頭には95年のパ・リーグペナントレースの状況を掲載していました。当時、西武ライオンズが優勝マジックを点灯させ、優勝目前のマジック1の状況で連敗。その間、2位ロッテが肉薄する、という内容のものです。
風雲急を告げたペナントレース大詰め、筆者はマリンスタジアムで行われた直接対決を観戦し、難産の末、西武優勝の光景を目の当たりにしました。その記憶が余りにも印象が強く、年月が経るにつれ事実誤認を重ねておりました。
実際、西武ライオンズがマジック1で足踏みをし、マリンスタジアムで優勝を決めたのは93年のできごとであり、95年のパ・リーグ覇者はオリックス・ブルーウェーブです。また、93年当時、西武が優勝を競っていたのは日本ハムファイターズであり、千葉ロッテではありません。
筆者の記憶違い&勘違いに加え、事実確認も行わず掲載してしまいました。
「とおりすがりのものですが」さん、ご指摘ありがとうございます。また、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
第5戦。6回表、一打動転の場面で放ったライナーが左翼手に捕球され、一塁ベース上にしゃがみこむ西岡。7回裏、ソフトバンクの追加点を阻んだロッテの2塁手早坂の超ファインプレー。逆転のホームインを許した捕手的場のアピール。
8回裏、バッテリーエラーで二進した松中の気迫のヘッドスライディング。
7回表、逆転の口火となった初芝の内野安打はソフトバンクの三遊間にどんな焦りを感じさせたというのか。無死1,2塁、4番サブローは何故早いカウントから凡飛に倒れたのか。その直後に逆転の痛打を浴びた馬原にどんな魔がさしたのか。そもそも、8回から馬原に繋いだ継投はソフトバンクベンチの失策ではなかったか。
しかし、それにつけても両チームの投手陣が素晴らしかった。
やはり、見ごたえのある試合は決まって投手戦である。で、なければ試合は締まらな い。
ロッテ投手陣は執拗に主砲松中を封じ込めた。
短期決戦のポイントは主軸に仕事をさせないことが鉄則だ。84年の日本シリーズ、広島投手陣VSパ・リーグの三冠王ブーマー。95年の野村ID野球VSイチロー。など、その例は枚挙に暇がない。
一方、ソフトバンク投手陣も、福浦の初球には内角高めの速球をほとんどの打席で投じ、フランコへのは内角低目、ボール球になる変化球で仕留めていた。また、ロッテの右打者へは外角ストレート、ボール一個分、外に外した球をファールさせ、カウントを稼ぐなど、登板した全ての投手がチームのコンセンサスを守りきっていた。
パ・リーグのプレーオフ制度はその是非の問題があるだろう。
試合後の王監督をはじめとするソフトバンクナインを映す映像はあまりにも残酷であった。
だが、それはさておき、ステージの全5試合は久々に野球というドラマを楽しませて余りある素晴らしい戦いであったことは間違いない。
(注)当初、本編の冒頭には95年のパ・リーグペナントレースの状況を掲載していました。当時、西武ライオンズが優勝マジックを点灯させ、優勝目前のマジック1の状況で連敗。その間、2位ロッテが肉薄する、という内容のものです。
風雲急を告げたペナントレース大詰め、筆者はマリンスタジアムで行われた直接対決を観戦し、難産の末、西武優勝の光景を目の当たりにしました。その記憶が余りにも印象が強く、年月が経るにつれ事実誤認を重ねておりました。
実際、西武ライオンズがマジック1で足踏みをし、マリンスタジアムで優勝を決めたのは93年のできごとであり、95年のパ・リーグ覇者はオリックス・ブルーウェーブです。また、93年当時、西武が優勝を競っていたのは日本ハムファイターズであり、千葉ロッテではありません。
筆者の記憶違い&勘違いに加え、事実確認も行わず掲載してしまいました。
「とおりすがりのものですが」さん、ご指摘ありがとうございます。また、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
何事も無かったように書き換えたりするのではなくきちんと訂正されるのは素晴らしいです。
私は熱烈なファンではないのですがマリーンズを応援しています
プレーオフで目立ったのはやはり投手と守備でしたねぇ。
応援していてこんな事言うの辺ですが特に今江や西岡の守備がなんでこんな良くなったのかと不思議だったりw
以前ラジオで解説していた松沼さんも「そんなに練習してないのに上手いんですよね」なんて言ってました。
ボビーが監督になってのびのびと思い切ったプレーができる事が要因だったのかな。
来期広島がブラウン監督になって同じように活気のあるチームになったらいいですね。
以前、ロッテのコーチをされていた故高畠氏から話しを聞いたことがあります。「選手をいかにのせてあげられるかが、コーチ陣の仕事だ」という言葉が印象的でした。
昨年、4月にお話しをうかがい、「今年(昨年)必ず優勝するよ」とも。
惜しくも昨夏急逝されましたが、天国でボビーの胴上げを見ておられたと思います。
カープもあやかりたいですねぇ。
日本シリーズはゆっくり観戦、ってワケにはいかなさそーだなあ。ロッテの本拠地に毎日のように通勤してるんですが。。。。
今日の幕張はかなり混雑するんだろうなぁ。米国のカーメーカーはもちろんボビーの味方だろうし。
今p、モーターショー終了後、どさくさに紛れてマリンスタジアムに行ってみれば?プレスパスで入れるかも。ンなこたないか!?
やはりものすごい人出でした。
終了後、幕張の駅の極近の焼き鳥屋さんで飲んだあと、ホームに向かうと日本シリーズ帰りの人人人人。
焼鳥屋で8-1デスヨってのは聞いてたんでロッテ勝ったナーとおもいつつ電車。
車内でロッテファンと思われる女性に、結果を聞いたらば、コールドだったそーで。確かに店を出た時スゴイ霧でしたねー。
トラファンには近寄らないよーに帰路につきました。
今pが立ち寄った焼き鳥屋さんてメッセと逆サイドの駅出口下ですか?
会期中にまた幕張行けるかな?
もし、行けたら幕張本郷の近くで飲みましょか?
今日も一日頑張って!!
今日は割と早く帰ってきましたが、わりとオワリ時間がマチマチなんですぅ
しかし、海浜幕張駅近辺の居酒屋もだいぶ潤っているのではないでしょうかね。
今p、今日はOFFでしたね。では、ごゆっくり。
昨夜高輪の中華屋さんのテレビでみた9回裏だけが今年の日本シリーズだなんて。。。。
そうそう、昨夜、仕事上でチャーリー浜さんのステージを見ました。「ロッテが勝っています」なんていって気を遣っていたけど、本心はそれどころじゃなかったような気がします。
チャーリーさん、お疲れ様でしたっ!