JR池袋駅を急いで歩いていると、「爽亭」の文字が目に飛び込んできた。
え?あの上野駅の名店「爽亭」が池袋にも。これは、放ってはおけない。たとえ、急ぎの用事があっても、ここはちょっと小休止して、蕎麦を食べよう。池袋に来るのは次、いつになるか分からない。
ボクは池袋が嫌いだ。雑多な街はいいのだが、その雑多な度合いが実にバタ臭い。街を歩く人の8割が、埼玉県人という噂もある。街の危険度も高い。何が起きるか分からない、危険な街なのだ。
しかし、「爽亭」は想定外に優しい雰囲気だった。上野駅の「爽亭」も長閑な雰囲気でボクは個人的に好きだ。たとえ、蕎麦比率が低い、ぶよぶよのゆで置きの蕎麦を使おうとも、そばつゆは極めて優しい。薄味ではあるものの、お出汁にキレがあるのだ。
「豚肉そば」(460円)。
豚の脂の旨味が、つゆに絡まる。そのハーモニーがたまらなくうまい。
優しい味に、思わずホッとする。ともすると、池袋の殺気立った空気に気圧されてしまうのだが、「爽亭」のおかげで、和むことができる。
実は、今回初めて知ったのだが、「爽亭」を運営するジャパン・トラベル・サーヴィスは、名古屋の駅ナカきしめんの人気店「住よし」を運営する企業。なるほど、道理で。優しいお出汁が得意なわけだ。それを知って、ますます「爽亭」が好きになった。
これからも応援しますよ。「爽亭」の蕎麦を。
登戸にもあるらしいよ。
妙に忙しなく、妙に貧乏臭い、雰囲気。
小田急の人は、相容れない街だね。
自分は、たまに行くんだよなぁ。池袋。
中華はいい店あるんだよ~。
恐らく我々には情報量が多過ぎるのでしょう。
それとは別に赤羽、十条辺りもヌメっとした重さが有って苦手です。
街の表情を見るのは楽しいけど、ビッグシティはちょっと。
赤羽、十条が苦手ですか。空気が重いという表現がよく分からないのですが、自分が板橋や大泉学園が苦手なのと、共通するかもしれません。
自分は都内でも北部ほど空気が重い感じがして苦手な街が多いです。渋谷や五反田、戸越銀座、蒲田あたりにはそれは感じないのですよね。単に子供のころからなじみのおある街だから、という理由だけなのかもしれませんが・・・・。
それぞれ相性がありますからね。
なんというか赤羽、十条辺りは暗いんですよ。
死者の群れが歩いているような。